アイコン インドネシア政府 ジャカルタ-スラバヤ間の高速化を日本へ依頼へ

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インドネシア政府のルフット・パンジャイタン海事調整相(元陸軍大将)は、ジャカルタと同国第2の都市スラバヤ間の約720キロを結ぶ既存のジャワ島を横断する鉄道を高速化するため、日本に融資や技術協力を求める方針を明らかにした。

同相は、日本が中国との受注競争に敗れた別の高速鉄道建設に触れ、「(両国間に)生じた傷を癒やしたい」とも話している。
運輸や海洋部門の省庁を束ねるルフット氏は21日に東京を訪れ、日本側の関係閣僚らと詳細を協議する。

来年1月に事前調査を始める予定で、同月で調整されている安倍首相のインドネシア訪問時に成果としてアピールしたいという。
日本側は「はっきりした提案内容を受けてから、可能な範囲で前向きに対応したい」としている。
以上、報道参照

日本が融資し、インドネシア企業と日本企業が共同で建設に当たるという計画で、日本に優先権が与えられるもの。金を出せということ。

先立って、スマディ運輸相は「(ジャカルタ・スラバヤ間鉄道でも)政府が保証することはおそらくない」と発言しており、日本側がこの条件を受け入れるかどうかが注目されている案件。

ルフット・パンジャイタン氏は海事調整相であり、運輸大臣は中国新幹線の建設許可をなかなか出さず更迭されたイグナシウス・ジョナン大臣から変わったブディ・カルヤ・スマディ大臣(元国営空港管理会社社長)になっており、就任20日もせず、建設許可を下ろした政権べったり人間。運輸大臣がいながら、ルフット・パンジャイタン海事調整相が運輸部門も束ねているのだろうか?(中国派の元大統領のメガワティとその家来のリニ国営企業相がスマディに変えさせた。ジョコウ大統領はメガワティ党(=闘争民主党)の出身であり、メガワティの子分でもある)
いつ中国側が政治的に巻き返しに入るかわからず、日本側も安心できない。メガワティの圧力からか政府保証も付けない見通しでもある。政府保証なしを材料に日本側が受注を断れば、自然に中国側に流れる算段を諮ったものと見られる。日本は政府保証なしでは、受注すべきではない。

日本からインドネシアへは、これまでに廃車の列車を700両以上送り、整備も指導して支援してきている。ジョコウ政権は、恩を仇で売るようなことだけはしてもらいたくないものだ。インドネシアの空港新線は韓国が受注している。

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[ 2016年12月17日 ]

 

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