アイコン 2016 九州経済国際化データ

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<アジア度>
• 「輸入額」を除く5項目(「輸出額」「海外進出企業件数」「外国人入国者数」「国際航空路線数」「姉妹提携自治体数」)について、九州の「アジア度」は全国よりも高く、九州経済とアジアとの結びつきの強さがうかがえると九州通産局は見ている。

<貿易>
• 2015年の九州の貿易額は、輸出が半導体等電子部品などが好調で5兆9,566億円(前年比3.2%増)で3年連続で前年より増加した。
輸入は原油など資源安により5兆6,788億円(前年比▲16.6%減)で6年ぶりに前年より減少した。
輸出については、メキシコや香港向けが増加し、輸入については、サウジアラビアやカタールからが減少した。
結果、5年ぶりに貿易収支が黒字化した。

<海外進出と海外からの投資>
• 2015年までの九州企業の海外進出累計件数は974件。このうち2015年の新規海外進出件数は33件で、前年比3.1%増となっている。
進出先別(累計件数)では、
アジアが757件と8割弱を占めており、中でも中国(359件、全体比36.8%)やASEAN(228件、全体比23.4%)への進出が多い。
• 外資系企業の九州への進出企業数は2014年時点で440社、県別では福岡県が303社と最も多い。
九州の主な外資系企業の国籍は、米国199社、ドイツ59社、フランス35社、スイス、韓国22社等となっている。

<国際間交流>
• 2015年に九州へ入国した外国人数は205万人(前年比38.4%増)と前年から大幅に増加し、初めて200万人を超えた。国籍別では、韓国が59.4%と最も多く、次いで台湾、中国等となっている。九州は全国に比べてアジアからの入国者数の割合が高く、特に韓国については、全体の3割近くが九州へ入国している。

• 2015年の九州の留学生は17,365人(前年比▲2.6%減)で、全国比は11.4%。 一方で、九州の企業等に就職した留学生は769人と前年より増加したものの、全国比は4.9%にとどまった。
以上、九州通産局資料

アジアの福岡とはおこがましい。国際間の交流に至っては、海外からの受入数だけで判断している。九州および福岡から海外への訪問客数が多くなければ、国際間交流など一方的過ぎだろう。
 福岡は九州の基点として、もっと海外に向け打ち出しを強くする必要があろう。30年後の福岡をどうしたいのか、どうあって欲しいのか見えてこない。
福岡市に限っては、殿堂のゲームクエイティブセンターもなく、文化の発信拠点がなく、国内から国外から引き寄せる力が足りない。県と市が市内で力を分散させ競争にもなっていない。現状、韓国人の若者の息抜き旅行と中国人の宿泊なしのクルー船客だけに満足しているようだ。
問題は北九州市と福岡市がすべての面で水と油のように、ちっぽけの器の中で分離していることにもある。九州の発展のためには有機的な結合が求められる。
 

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[ 2016年12月19日 ]

 

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