アイコン 韓国 口蹄疫O型に続きA型も発生 鳥インフル3300万羽殺処分 日本も厳戒態勢を

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韓国の農林畜産食品部は9日、口蹄疫家畜防疫審議会を開き、4段階の危機警報を最高段階である「深刻」に格上げしたと明らかにした。

新たに報告された京畿漣川郡の乳牛飼育農場で、申告した口蹄疫を検査した結果、口蹄疫陽性、血清型は、A型となっている。

一方、先立って忠清北道と全羅北道で発生した口蹄疫のO型だった。
O型の二つの農場間の直接的な関係は確認されていないなど、全国的に口蹄疫ウイルスが散在していると見ている。

危機警報改善に応じて拠点消毒施設を拡大設置し、9日から18日まで全国86ヶ所の家畜市場が全面休場された。全国的に生きている牛の農場間の移動も禁止されている。

政府の殺処分方針は、既存と同じように発生農場にのみ全頭数を殺処分して、予防的殺処分は行わない方針。

韓国政府は、9日から国民安全処に設置された既存の「鳥インフルエンザ(AI)対策支援本部」を「口蹄疫・AI対策支援本部」に改編し、先制的な防疫を実施している。
以上、

日本での口蹄疫O型の感染被害は、宮崎県で2010年3月~5月にかけ感染拡大(7月に収束宣言)、30万頭弱を殺処分した。

<ワクチンの接種でも発生する韓国の口蹄疫>
韓国の牛飼育頭数は314万頭、
今回、韓国で口蹄疫感染が拡大しているのは、元々韓国では口蹄疫被害がたびたび発生し、A+0型の複合型ワクチン(輸出できない)を接種して対策に当たっている。しかし、現場の農家がワクチンの接種を怠ったり、方法がでたらめだったり、また、蹄系家畜の抗体率が95.6%と高く、安心しているのか、発生は小規模ながら毎年のように発生している。
今回は、O型とA型が同時に発生したことから、韓国の当局は、全国に対する口蹄疫の危機情報を最高度に引き上げて警戒に当たっている。

<韓国・鳥インフルエンザ>3300万羽殺処分
鳥インフルエンザは、不手際や自治体の虚偽報告なども発覚する中、感染は全土に拡散され、1月20日までに3300万羽の家禽類を殺処分している。
卵は30個パック5500ウォン(0.1円)前後だった価格が、鳥インフルエンザの感染拡大で鶏卵用養鶏が約2割殺処分されており、鶏卵不足に陥り、緊急輸入しているものの、8000ウォン前後まで高騰しているという。1月の卵価格は前年同月比61.9%上昇したと報告されている。関税無税の鶏卵・卵液輸入は6月まで続けるという。
ただ、新規の鳥インフルエンザの発生は大幅に減少してきている。(ただし、2月に入ってもソウル近郊で、渡り鳥の死骸から鳥ウイルスが検出されている)
以上、

口蹄疫のウイルスは感染力が非常に強く、条件次第では数ヶ月の生存率と高く、空気感染もする。
日本は口蹄疫ワクチンを投与しないことから、農家は暫く畜舎に、近隣者なども含め外部者を絶対近づけないことが必要で、最大の防御にもなる。(感染から発病までの潜伏期間は1週間程度と見られている)

韓国からは2016年500万人が訪日している。口蹄疫ウイルスは衣服に付着しても長期間生存する。・・・注意を。

[ 2017年2月11日 ]
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