アイコン 九州-韓国 定期船輸送実績7.9%増 対馬27%増 博多・下関は減少 LCCに食われる

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九州運輸局は7日、九州・山口と韓国を結ぶ旅客定期航路の2016年度輸送実績を発表した。
旅客数は前年度比7.9%増の119万601人、2年連続増。1999年度の調査開始以来、2番目の多さだった。
日本人客は低調だったが、韓国客を中心とする対馬航路が大きく伸びた。

航路別では、対馬−釜山が27.2%増の約58万5500人。
買い物目的などの韓国人の人気が続いており、運航する船や便数も拡大した。
博多−釜山は▲5.8%減の約43万1500人、
下関−釜山は▲6.0%減の約17万3400人。
新路線開設の格安航空会社(LCC)の利用増が影響し、航路が減少したとみられる。

旅客全体の国籍別では、
日本人は過去最低だった前年度から11.1%増の約14万4100人、
韓国人が7.7%増の約103万人。
政府は見栄えのよい訪日客数増ばかりを打ち出している。しかし、一番大事なのは国内客の増加ではないのだろうか。訪日客は有名観光地に集中し、地方も増加しているものの一部を除きガラガラ。国民=消費者はなおざりにされているようだ。

韓国からの訪日客数月別推移
韓国
客数
前年比
備考
2008
2,382,397
-8.5%
 
2009
1,586,772
-33.4%
リーマンショック
2010
2,439,816
53.8%
 
2011
1,658,073
-32.0%
東日本大震災&原発爆発
2012
2,042,775
23.2%
 
2013
2,456,165
20.2%
 
2014
2,755,313
12.2%
 
2015
4,002,193
45.3%
 
2016
5,090,302
27.2%
熊本大地震
2017年※
2,268,200
30.8%
 
・2017年は1~4月の累計値

[ 2017年6月 8日 ]
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