アイコン 米共和党№3の下院議員撃たれる 野球練習中 5人負傷 銃撃犯逮捕 スカリス議員

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米首都ワシントン近郊のバージニア州アレクサンドリアで14日、共和党のスティーブ・スカリス下院議員が野球の練習中に銃で撃たれる事件が発生した。同議員はルイジアナ州選出で、下院共和党ナンバー3。
病院に搬送され手術を受けているが命に別状はない。
現場に居合わせた議員によると、銃撃犯はライフル銃で50~100発の銃弾を発射したもよう。警察によると警察官を含む少なくとも5人が病院に搬送された。

バージニア州アレクサンドリア警察は、容疑者を拘束したとツイッターで述べた。
共和党のモー・ブルックス下院議員がCNNに明らかにしたところによると、首都ワシントン郊外で開かれる議員らの年次野球大会に向けた早朝練習中、二塁ベース付近に立っていたスカリーズ氏が撃たれた。議会職員や警察関係者などを含む少なくとも5人が撃たれたとようだとも語った。

事件を受けトランプ大統領は、ペンス副大統領とともに状況を緊密に見守っているとの声明を発表した。
共和党議員たちはこの日の朝、15日に実施される民主党との年次野球大会に向け練習中だった。民主党議員たちは別の場所で練習していた。

米国では2011年1月にアリゾナ州の集会場で銃乱射事件が発生、当時民主党の下院議員だったガブリエル・ギフォーズ女史が銃撃され、重症を負った(6人死亡)。
以上、

オバマ大統領(当時)は、銃撃されたギフォーズ議員の事件で、セミオート軽機関銃の「銃規制」を議会に諮ったが、全米ライフル協会が毎年、巨額のロビー活動費(公的賄賂)を使用し、米国会の上・下院員たちを漬物にしており、反対され廃案となった。(拳銃の規制ではない)

特に共和党下院議員たちは銃規制反対者がほとんど。下院議員のガブリエル・ギフォーズ女史も銃規制反対論者であったが、自らが銃撃され、銃規制賛成派に変わったとされている。

今回は珍しく、共和党議員たちが狙われており、共和党が銃規制に動く可能性が1%ほどあろうか。

アメリカでは、軍用のM16アサルトライフル(フルオート機関銃)を、民間販売用にセミオートにした「AR-15」ならば銃砲店で購入できる。(アメリカでは1発ごとに引き金を引くことが必要な銃なら軽機関銃でも18歳以上の米国人なら誰でも購入できる)。

<↓ 購入できる「AR-15」>
アメリカは銃にとって天国であり、人にとって地獄である。いつでも殺されるリスクがある。
内戦・戦争国以外で銃による年間死亡者数は、世界でダントツのアメリカが1万人以上、日本は40人未満。日本の2015年の交通事故死亡者数は4100人だった。
アメリカでは自分の身は自分で守れ!でも、潜んだ銃については守れない。
子供用のピンクの本物の小型銃なども販売されている。18歳の誕生日プレゼントが銃であったりする国がアメリカ。こうした銃撃事件が発生するたびに、銃砲店に客が殺到するアメリカでもある。


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[ 2017年6月15日 ]
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