アイコン 中国 韓国政府へTHAAD現地視察要求 星州

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中国政府が韓国の慶尚北道星州郡に配備された在韓米軍の終末高高度防衛ミサイル(THAAD)の基地を現場視察したいと韓国政府に申し入れたことが13日までに分かったと韓国紙が報道している。

これまで中国は、THAADは中国を監視することが目的だとして反対してきた。山東半島の東海岸には、中国軍のミサイル部隊が韓国を睨み展開している。
山東半島威海から亀尾(星州の東)まで約500キロ、
星州から北朝鮮が5月14日発射したミサイルの打ち上げ場所の平安北道亀城辺りまでは約500キロ。
5月14日に打ち上げられた北朝鮮ミサイル(高度2111キロに達したミサイル)について、韓国の国防大臣殿が同月16日、軍事機密であるにもかかわらず、THAADレーダー(Xバンドレーダー)でミサイルの発射を捉えていたと発言している。また、議会でも探知距離は600~800キロと答弁している。(日本の車力と経ヶ岬に設置された米軍のXバンドレーダーは約2000キロとされている)

中国は、ミサイル基地を移動させる必要があるとしていた。現在は星州のゴルフ場跡地に高圧線も反対運動で来ていない。アラスカのXバンドレーダーの探知能力は5000キロという。

韓国紙によると、
韓国大統領府(青瓦台)関係者は「中国側はTHAADレーダーが中国本土を探知可能かどうか直接確認したがっている。(中国が)韓国政府だけでなく、さまざまな外交・民間ルートを通じ、同様の要求を行っていると聞いている」と説明した。
中国側はTHAAD運用に必須のXバンドレーダーによる探知距離を問題視している。Xバンドレーダーは敵のミサイル発射を早期に探知する前方配置モード(FBM、探知距離1800キロ)と落下する敵ミサイルを追跡してTHAADミサイルで迎撃する終末モード(TM、探知距離600~800キロ)がある。

米軍は、「韓半島では、探知距離が短い終末モードで設置。THAADが中国を狙うということはない」と説明している。中国の要求はTHAADが米国の説明通りに終末モードで運用されているかどうかを直接確認したいというもの。

韓国大統領府は対応に苦慮している。
関係者は「中国の要求が無理な内容であることは事実だが、THAAD配備に対する中国側の反発が強まる状況で要求を一蹴することも難しい状況だ」と話している。
大統領府安全保障室は最近の会合で、韓国政府が米国を説得する代わりに、中国政府に対し、満州地域で韓半島全域と日本を監視しているレーダーを韓国政府に視察させてほしいと逆提案することを検討したという。
中国は2011年から韓半島を含め、沖縄、フィリピン、グアムまで探知可能なレーダー(探知距離5500キロメートル)を運用しているとされる。
韓国政府の対応をめぐっては、「相互にレーダーを公開しようというのではなく、中国の要求を合理的に拒否するための案だ」との見方も出ている。

以上、
韓国のことだから、中国軍に米軍基地の視察を、韓国軍に成りすました中国軍幹部に対し、こっそり許可するかもしれない。
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[ 2017年6月14日 ]

 

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