アイコン エアベルリン、伊アリタリアに続き破綻 産油国の支援断念続く

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DPA通信によると、経営不振に陥っていたドイツ航空2位のエアベルリン(1978年設立、148機を保有、欧州で4番目の規模、ハブ空港:ベルリン・テーゲルとデュッセルドルフ空港)は8月15日、破産手続きを申請した。

筆頭株主であるアラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空が、支援の継続を断念したためで、当面はドイツ政府が事業資金を支援し、運航を継続する方針。

また、一部事業の引き継ぎについて同国最大手のルフトハンザと協議中という。エアベルリンは、ベルリン・テーゲル空港とデュッセルドルフ空港が拠点で、日本には成田と中部にも就航している。

<伊アリタリア航空>
2017年5月2日には、経営危機に陥っているイタリア航空大手のアリタリア航空は特別管財人の下で事業再建を進める手続きを、伊政府に正式に申請することを決めた。事実上の経営破綻で、今後はリストラによる事業継続や売却を目指すが、会社清算に追い込まれる可能性もある。
同社は2008年に経営破たんし、再建途上の中、2014年にアラブ首長国連邦(UAE)のアプダビを本拠にしたエティハド航空が出資して支援、再建に取り組んだが、格安航空などとの競争激化もあり、業績が改善しなかった。

以上、
原油産出の泡銭で国家も経済も成立している中東産油国、UAEは、エミレーツ航空とエティハド航空を持っている。
しかし、原油価格が低迷、これまでのような泡銭を生み出さなくなる中、泡銭が泡銭を生み出す投資も、リーマンショックや原油暴落来冴えず、足元や尻に火が付き、限りが出てきているようだ。泡銭で建設されたドバイの超高層建築物も外壁に難燃材も使用せず、最近よく火が付き燃え上がっている。

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[ 2017年8月16日 ]

 

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