ソフビ人形の草分け（株）シバ（東京）／破産開始決定
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老舗ソフビ人形制作の（株）シバ（東京都江戸川区本一色１－７－１５、代表：柴康一）は７月２０日事業停止、７月２６日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、岩波修弁護士（電話０３－３２８８－２０８０）が選任されている。
負債額は約４億５千万円。
同社は昭和２０年創業のセルロイド、ソフトビニール、プラスチック製などの各種人形の製造会社。当初は柴製作所として創業、おもちゃメーカーなどからＯＥＭ製造の依頼を受け、各種人形の製造を手がけていた。初代「リカちゃん人形」の製造をタカラから受注した実績を持つ。
販売が増加していたバブル時代に、海外生産に移行し、中国の製造会社に委託生産させ、平成２２年１２月期には２２億円以上の売上高を計上していた。
しかし、その後は不況や消費不況で、こうした人形のＯＥＭ製造案件の依頼が減少、輸入コストも円安で上昇する中、為替取引で失敗、大きな損失を発生させ、資金繰りに窮するようになっていた。
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[ 2017年8月 3日 ]
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