東証2部の(株)郷鉄工所(岐阜)/決済不良 成り行き注目 銀行取引停止処分へ
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東証2部で破砕機・環境装置など産業機械製造の(株)郷鉄工所(岐阜県不破郡垂井町表佐字大持野58-2、代表:林直樹)は9月1日、「8月31日付の約束手形について不渡り回避できなかった」とリリースした。また、「平成29年9月4日付けで銀行取引が停止される見込み」としている。
負債額は約55億円。
同社は、老舗の産業機械メーカーで破砕機や粉砕機の製造会社。平成28年3月期に債務超過に。平成29年3月期の有価証券報告書の遅延で、9月11日に上場廃止も決定していた。
以上、
経営不振の中、平成28年3月期には有利子負債が減っており、銀行から貸し剥がしにあっていたものと推料される。
同社の取引銀行は、愛知銀行、三菱UFJ銀行、大垣共立銀行、大阪厚生信金、十六銀行など。
/百万円
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2014年3月期
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2015年3月期
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2016年3月期
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決算方式
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単体
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連結
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連結
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売上高
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3,933
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5,687
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3,831
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営業利益
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-520
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104
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-699
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経常利益
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-551
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72
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-751
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当期利益
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-699
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57
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-903
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総資産
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5,360
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7,279
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5,084
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自己資本
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253
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323
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-594
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資本金
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606
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606
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606
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有利子負債
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3,206
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3,301
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2,970
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自己資本率
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4.7%
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4.4%
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債務超過
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[ 2017年9月 4日 ]