アイコン 官主導のプレミアムフライデー破綻

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官主導は、今や産業を破壊するだけでろくなことはない。官主導であれば、史上空前に儲けさせてもらっている財界は付き合わざるを得ないが、今や儲かるのは企業ばかり、給与はほとんど反映されず、肝心の労働時間はますます無制限一本勝負になりつつある。

官主導の「プレミアムフライデー」は、月末の金曜日に午後3時をめどに退社できるようにして消費喚起へつなげようと、今年2月に導入されたが、人手不足や月末の一番忙しい時期であり、実施に慎重な企業が多く、見直しを求める意見や参加企業は減少する一途になっている。

世耕経済産業大臣は、「各方面から意見を吸い上げているが、消費喚起の観点から給料が支給された後の月末がいいという意見がある一方、業務の忙しい時期をずらした月初めが望ましいという意見もある」と述べた。

そのうえで、世耕大臣は、「消費喚起と働き方改革の両面の観点から企業からよく意見を聞いて見直す必要があれば、考えていきたい」と述べ、プレミアムフライデーについて官民でつくる協議会で今後、見直しも含め検討したいという考えを示した。

元々、月末の一番忙しい現場を知らない人たちが決めたこと、月末だろうが月中だろうが、強制半ドンにしない限り、続くわけがない。革命やら、ホワイトカラーエグゼプションやら、言葉遊びには長けているが、労働の再生産時間はますます減少の一途をたどっている。

 

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[ 2017年9月26日 ]

 

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