アイコン 米軍CH53E大型ヘリ炎上 事前に防げなかったのか 米太平洋軍の事故

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沖縄県国頭郡東村の民間地に不時着、炎上した米海兵隊普天間基地=飛行場(宜野湾市)所属のCH53E大型輸送ヘリコプターが6月1日、同県・久米島空港に緊急着陸するトラブルを起こしていたことが13日分かった。複数の政府関係者が明らかにしたと報じられている。
普天間飛行場所属の米軍機はトラブルが続いており、再発防止策の実効性に疑問の声も。
今回の東村の不時着では、エンジンの一つに火災が発生したとの警告が表示されていた。
6月の久米島空港での緊急着陸の原因も警告灯の点灯によるものだった。
関係者によると、CH53Eは6月1日、久米島空港に緊急着陸し自力で駐機場まで移動、約2時間後に離陸。けが人や民間機への影響はなかった。

<オスプレイ>
大分空港に8月29日に緊急着陸した米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機オスプレイは、6月6日夜に沖縄県伊江村の米軍伊江島補助飛行場(平行して伊江島飛行場が所在)に緊急着陸した機体と同一機だったことが、尾翼の機体番号で判明していた。
当該機は、前日の8月28日にも米軍岩国基地で駐機中に白煙を上げていたことが目撃されており、同一機の度重なるトラブルだった。

2017年8月5日午後4時ころ、米海兵隊普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが、オーストラリア東部クイーンズランド州沖合の海上で、艦船への着艦に失敗し海に転落23人が救助されたが3人不明に。

2016年12月13日、米海兵隊普天間飛行場所属MV22オスプレイが、名護市安部の海岸の浅瀬に不時着し大破、2人が負傷。訓練で空中給油作業中、給油口とプロペラが接触、緊急帰還中だった。

<米海軍第7艦隊(神奈川県横須賀市)に所属艦事故>
2017年8月21日午前6時25分ころ、イージス艦「ジョン・マケイン」が、シンガポール・マラッカ海峡でタンカーと衝突、乗組員10人行方不明。
2017年6月17日午前1時半ころ、イージス艦「フィッツジェラルド」が、伊豆半島沖でコンテナ船と衝突、乗組員7人死亡。
2017年1月31日午前10時ころ、イージス巡洋艦「アンティータム」が、横須賀基地沖合いで座礁、油流出事故。

結果、北朝鮮との関係で緊張が高まるなか、日本海・西太平洋一帯を管轄する第7艦隊のイージス艦は7隻体制から5隻体制となっている。
以上、

<綱紀の問題>
今年3月、第7艦隊(母港:横須賀)の指揮艦「ブルーリッジ」や空母に勤務した経験がある元情報将校、幹部らが賄賂の見返りに、同艦隊の運用に関する機密情報を、シンガポールを拠点にする軍需業者に漏らした汚職容疑で訴追された。幹部らは豪華な接待を受けたり、売春婦を手配されたりしていた。同事件の海軍側の訴追者は現役を含めこれまでに20人以上に上り、海軍を揺るがすスキャンダルになっている(星条旗新聞)。

米国では、これまでに軍事予算が大幅に削減され、現場ではオーバーワークになっていることが指摘されている。その反動からか上述のような綱紀が乱れていると指摘されている。当然、後方部隊であるヘリなどの整備部隊も質が落ちているものと見られる。
沖縄米海兵隊の司令官も開き直り・イラダチだけではなんら解決にはならず、もっと大きな事故に繋がる可能性すらある。米トランプにより、国防費予算は大幅に増加されており、もっと整備の質も上げるべきだろう。

こうした事故の多発により、第7艦隊などのトップたちが次々に更迭されたり、辞任に追い込まれている。
何事も、根から解決し絶やさねば、1度あることは必ず2度あり3度ある。何度でもある。
 
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[ 2017年10月14日 ]

 

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