アイコン (株)RRHH(広島)/特別清算 旧(株)リーガロイヤルホテル広島

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旧(株)リーガロイヤルホテル小倉の(株)RRHK(福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-2、代表清算人:五弓博文)は12月11日、福岡地裁小倉支部において、特別清算の開始決定を受けた。

なお、営業は新(株)リーガロイヤルホテル小倉として継続して行われている。

 負債額は約68億円。(債務は親会社のロイヤルホテル1社)

同社は平成4年6月設立の30階建の超高層リーガロイヤルホテル小倉の運営会社。JR小倉駅北口の再開発に伴い、大阪のロイヤルホテルが筆頭株主になり、地元企業の出資を受け設立され、平成5年4月に開業した。

北九州市では最大規模の高級ホテルで、宿泊・宴会・結婚式・パーティ・セミナー会場として利用され、平成9年3月期には約58億円の売上高を計上した。

しかし、バブル末期に計画され、当時の金銭感覚が麻痺した状態での初期投資により、赤字経営が続き、親会社のロイヤルホテルから、2度にわたり約77億円の債権放棄を受け、債務免除益を計上して財務体質を改善させてきた。しかし、平成23年3月期には建物造作物など総額60億円を減損処理し、平成29年3月期には約67億円の累損を抱えた。

そうしたことから、親会社のロイヤルホテルは、抜本的に財務体質を改善させるため、今年9月、同社を会社分割し、事業部門を新会社の(株)リーガロイヤルホテル小倉に継承させ、負債を抱えた同社は、(株)RRHKに社名変更し、解散を決議していた。

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[ 2017年12月12日 ]

 

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