アイコン 始まった戦闘機240機での米韓軍事演習 4日から8日 毎月合同演習

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朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省報道官は2日、米韓両軍が4~8日に予定する空軍による合同訓練について、「一触即発の朝鮮半島情勢を暴発へと追い込もうとしている」と非難する声明を出した。その上で、「朝鮮半島と全世界が核戦争の火のるつぼに巻き込まれた場合、その責任は全面的に米国が負うべきだ」と主張した。
 
在韓米軍は、訓練には、米軍から1万2000人の米空軍と海兵隊、海軍が参加する戦闘機を使用した米韓共同の軍事演習としている。

米韓軍事演習名:「Vigilant Ace」(ビジラント・エース)
参加軍用機:米軍150機+韓軍90機=240機
米軍参加兵士:12,000名
韓国駐留米空軍はF-15、F-16、A10C戦闘機が主力で40機、作戦機60機の計100機。
そのほか米軍は、グアム、嘉手納・岩国から最新鋭機の35AやBなど50機参加させる。
参加する米軍の主な最新戦闘機等
戦略長距離爆撃機B-1Bランサー「死の白鳥」(グアム・アンダーソン基地)
F-22ラプター8機(嘉手納基地)
ステルス戦闘機F-35A・BライトニングⅡ6機(岩国基地)
ステルス戦闘機F-22ラプター8機(嘉手納基地)
EA-18Gグラウラー(電子専用戦闘機)
B-2スピリット 戦略爆撃機も参加する見込み。
など、
韓国軍もKFX-16など90機を参加させる。

在日米軍には200機(空軍+海兵隊130機、空母ロナルド・レーガンを筆頭とする第7艦隊70機)が通常の編成で駐機しているが、このほか嘉手納に臨時的に緊急配備されたF-35A(空軍)や岩国に配備されているF-35B(海兵隊)などが、当「Vigilant Ace」の演習に参加する。
すでにF-35Aは、嘉手納から烏山空軍基地に飛来して飛行訓練を実施している。
Vigilantには、「決して注意を怠らない」、「用心深い」などの意味がある。

<米韓軍事演習>
国連決議を無視した度重なる北朝鮮の核・ミサイル実験に、米韓の軍事演習は頻繁に行われるようになった。トランプと金正恩の舌戦・口撃の影響もあろうか。
8月の演習:8月21日~31日、毎年恒例の「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)
9月の演習:B-1B戦略爆撃機(グアムから飛来)との合同演習
10月の演習:10月16日~20日、空母ロナルド・レーガンと合同演習、
11月の演習:11月11日~14日、米空母3隻動員の海軍・空軍・海兵隊動員の軍事演習
12月の演習:12月4日~8日、米韓戦闘機+軍用機計240機での軍事演習
1月の演習:寒い・荒れる海、合同演習?
2月の演習:(平昌オリンピック 2月9日~25日)、合同演習?
3月の演習:(平昌パラリンピック 3月9日~18日)、 恒例「キー・リゾルブ」軍事合同演習予

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[ 2017年12月 4日 ]

 

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