フィリピン政府が、大気汚染対策からBEMAC(株)(旧渦潮電機/愛媛県今治市)に発注した電動三輪タクシー(電動トライシクル、eトライク)3,000台を、同社は10月納車を完了させた。
政府が公共交通車両(PUV)の電気自動車(EV)化を進める中、先行して足場を固めるもの。
同社のEV事業は、電動三輪車両(E-Trikes)を日本で開発し、フィリピンの子会社BEMAC ELECTRIC TRANSPORTATION PHILIPPINES INC.で生産および販路開拓を進めている。また、モーター、バッテリー、インバーター、車両・電気制御機器等で構成されるPCUコンポーネント販売をASEAN市場へ展開している。
当車両は道後温泉でも旅行者にレンタルして活用されている。