菅官房長官は2日、「朝鮮から弾道ミサイルと見られるものが発射され、1発は7時17分ごろに、北朝鮮がわが国の排他的経済水域外に、また1発は7時27分に島根県東方沖、日本海上のわが国の排他的経済水域内に落下したものとみられる。現時点において、付近を航行する航空機や船舶への被害報告は確認されていない」と述べた。
これまでのところ被害の情報はないものの、引き続き、被害がないか確認しているという。
<首相が万全の態勢とるよう指示>
菅官房長官は、安倍総理大臣から、
▽情報収集、分析に全力を挙げ、国民に対し迅速的確な情報提供を行うこと、
▽航空機、船舶などの安全確認を徹底すること、
▽不測の事態に備え、万全の態勢をとること
の3点について指示があったことを明らかにした。