アイコン 国連人権キンタナ氏 国連の北朝鮮制裁の人道的解除を要請へ


北朝鮮の人権問題を担当する国連のキンタナ特別報告者は、来週国連総会に提出する報告書の草案で、対北制裁は新型コロナウイルス対策の封鎖措置に伴う同国の苦境を悪化させている可能性があるとし、国際社会に直ちに制裁解除を検討するよう呼び掛けた。
北朝鮮には2006年以来、核・弾道ミサイル開発を巡る国連制裁が科されており、ここ数年で制裁の厳格化が図られてきた。一方、国内の新型コロナ感染者は報告されていない。
以上、

核・ミサイル開発による制裁であり、核を廃棄せず、核廃棄のロードマップも示さず制裁緩和はナンセンス。国際社会の反核の意志にかかわらず核やICBMを持つ超閉鎖国家、公開処刑が当たり前の超独裁国家に対し、国連人権委だとしても第三者が人権・人道を楯にした近視眼的なものの見方は世界に通用しない。

国連制裁・米制裁
アフリカ豚コレラの蔓延、
旱魃、洪水、台風被害
国連の北朝鮮に対する人道支援の資金がほとんど集まらず、キンタナ氏は制裁解除要請をするようだが、韓国が国連に働きかけた可能性も強い。

韓国は2019年12月、国連を通して北朝鮮に5万トンの米を支援したが、北朝鮮は韓国の米を受け取らず、国連で抱えたまま、その保管料が韓国政府に請求されている。
以上、

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北朝鮮は高品位の石炭が取れ、森林もあり、生活燃料には事欠かない。食料は大量に中国が米を中心に支援しているが、どれほど不足しているのか国連さえ把握していない。国民を飢餓に陥れながら、核・ミサイルを開発を続ける国に対してどうして制裁を解除することができようか。国連も認めている人道支援で対処すべきだ。(以前、日本や米国などが北朝鮮の核開発の停止と引き換えに支援した燃料や食料の支援が、北朝鮮では国民に対して使用されず、海外に売却して銭にし、結局、2006年10月9日の北朝鮮初の核実験の軍資金に利用された。当事、燃料油が日本にも還流したのではないかと、日本の公安が調査に当たっていた)

アフリカ豚コレラの被害状況、新コロナの感染状況、米の収穫予想など国連にさえ一切報告せず、今回の金正恩の国民に対する演説での「ありがとう」「謝罪」「涙」により、第3者が制裁解除を求めるなど本末転倒。

キンタナ氏は人道支援金の拠出を各国に求めるべきであろうが、国連傘下のWHOのテドロス事務局長の不始末で各国の国境封鎖が遅れ、新コロナが世界に蔓延、その後進国向けワクチンの提供資金だけでも2000億円が必要だとされ、WHOは基金を作り、拠出を求め、米国を除く先進国が拠出しているが、まだ半分以下の6~800億円程度しか集まっていない。

中国大好きのWHOデドロス局長は、中国がワクチンを一帯一路経済軍事覇権戦略の下、自らがインフラ借金の漬物国にした対象国に対して政治利用するため、WHOの基金への拠出を行わない現状をどう思っているのだろうか。
自ら、中国に対して、基金に拠出するように何も求めていない。

テドロスも習近平も腐っている。

そうした中、国連人権委が国連で決定した制裁を解除使用とすること自体おかしかろうもん。

 

[ 2020年10月16日 ]

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