香港で24日に行われた区議会議員選挙で民主派が圧勝したことがわかった。民主派は全452議席のうち9割近くを獲得し、地滑り的大勝となった。
混乱を避け、有権者からの支持を信頼することで、抗議デモに参加した人々は、選挙を混乱させた場合よりも大きな勝利を手に入れた。
投票日となった24日は青空で、人々が長い列を作った。抗議デモが始まった6月以降で最も静かな1日ともなった。
公式結果によれば、民主派は452議席中85%の議席を獲得。前回2015年の選挙では、民主派の獲得議席は約4分の1だった。
政府寄りの親中派陣営が獲得した議席の割合は4年前の65%から今回は約13%に低下した。
投票者数は294万人余りと、有権者の約71%に上り、前回15年のほぼ2倍となった。