学生の定員割れが続いている宗谷地方唯一の大学、稚内北星学園大学について、大学と、財政支援を行っている稚内市が廃止する方針を固めたことがわかった。
稚内市の工藤広市長は年内にも市議会の全員協議会の場でこの方針を示す考えだという。
以上報道より参照
稚内北星学園大学は、情報メディア学部を置く宗谷地方唯一の大学で、現在およそ120人の学生が在籍している。
定員割れによる赤字経営が続き、大学や財政支援を行う稚内市は廃止するかどうか慎重に検討を進めていたが、来年春の入学者の募集状況を踏まえるなどした結果、学生の確保は今後も厳しい状況が続くとして、大学を廃止する方針を固めたことが大学関係者への取材でわかったという。
大学関係者は、「今後も定員割れが続く見通しで、廃止は残念だがやむをえない。学生が困らないよう、全力で対応していきたい」と話していつという。