米新興電気自動車(EV)メーカーのリヴィアンは23日、13億ドル(約1400億円)規模の新たな資金調達を完了したと発表した。
同社と資本・業務提携している米アマゾン・ドット・コムや米フォード・モーターも追加出資した。2020年後半とする大型EVの量産開始に向け、投資を加速する。米リヴィアンはSUV型のEVなどを20年後半に発売する計画を示している。
今回の資金調達は、過去に米テスラの大株主だったことで知られる米運用大手のTロウ・プライスが主導し、米ブラックロックが運用する投資ファンドも参加した。
リヴィアンの資金調達は2019年に入って4回目。今年だけで約30億ドルの資金調達した計算で、EV市場で先行するテスラへの対抗軸を形成しつつある。
リヴィアンは2009年設立で、2018年11月のロサンゼルス自動車ショーでピックアップトラック型や多目的スポーツ車(SUV)型のEVを初披露した。
2017年に米イリノイ州にある三菱自動車の閉鎖工場を買い取り、2020年後半から米国市場向けにEVの量産を始める。
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中国ではEVに巨額の補助金が出たことから、竹の子のようにEVメーカーが出現したが、補助金狙いがバレ、厳格になり、また補助金も減額され、すでに潰れた会社も数多くあるという。