トヨタは、電動式の小型機で町なかを移動するいわゆる“空飛ぶタクシー”の開発を手がける米ベンチャー企業に、日本円でおよそ430億円を出資し、空の移動サービスの分野に乗り出すことを明らかにしました。
米カリフォルニア州にあるベンチャー企業「ジョビー・アビエーション」で電動式の小型機で、町なかを移動する“空飛ぶタクシー”の開発を行っている。
出資額は3億9400万ドル(約430億円)で、トヨタは、自社が持つ電動化の技術に加え、低コストで高品質の機体を量産するための生産システムのノウハウについても共有を進め、“空飛ぶタクシー”の実用化を目指すとしている。
空飛ぶタクシー”をめぐっては、昨年すでに、ドイツの企業がシンガポールで試験飛行を行ったほか、大手航空機メーカーも参入するなど、開発競争が活発になっていて、トヨタとしてもこの分野に参入することで、新たな移動サービスの実現に向けた取り組みを加速させる方針。
空飛ぶタク