アイコン 北朝鮮 核実験・ICBM実験もはや縛られることはないと発言

Posted:[ 2020年1月22日 ]



北朝鮮は21日、米国が米朝非核化協議の期限を無視したとし、核実験や大陸間弾道ミサイルの発射を中止する約束にもはや縛られる必要はないと表明した。「新たな道」を模索する可能性にも言及した。
北朝鮮外交官の朱勇哲氏は、国連軍縮会議の席で、北朝鮮がここ2年間にわたり「米国との信頼関係を築くため」核実験と大陸間弾道ミサイルの発射を停止してきたが、かたや米国は米韓合同演習や対北朝鮮制裁で応じていると発言した。

その上で「米国は、北朝鮮の発展を阻止し北朝鮮の政治体制を破壊する野心を変えないことが分かった。先方が守らない約束をこちらが一方的に守らないといけない理由はない」と表明。



また、米国は「最も残忍で冷酷な制裁」を科していると非難し、「米国がこのような敵対的政策を続けるのであれば、朝鮮半島における非核化は永久に実現しない。米国が一方的な要求を押し付け、制裁に固執するのなら、北朝鮮は新たな道を模索せざるを得ない」と主張した。これに対し、ウッド米軍縮大使は北朝鮮が道を誤るべきではないと警告し、「北朝鮮が正しい事を行い、交渉のテーブルに復帰し、トランプ大統領と金委員長が約束した事柄を守るために努力するよう望む」と述べた。

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、米国との非核化協議の期限を2019年の年末に(かってに)設定していた。
オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は先に、協議再開を打診したと明かし、金氏がトランプ米大統領との首脳会談での非核化を巡る約束を守ることを望んでいると述べていた。
北朝鮮は昨年12月にも、米国が交渉の態度を改めない限り「新たな道」を模索する可能性があると表明していた。「新たな道」の詳細は明らかにしなかった。
米国の軍関係者は、北朝鮮が2017年から停止していた長距離ミサイルの発射の再開や核弾頭実験を可能性として挙げている。
以上、

こうしたなか、韓国文政権は、だからこそ米朝会談がうまくいくように、北朝鮮観光を解禁するとしている。

 

 


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