アイコン 2019年の首都圏の分譲マンション▲15.9%減の3.1万戸

Posted:[ 2020年1月24日 ]



不動産経済研究所が発表した首都圏における2019年の年間(1~12月)の新規供給戸数は前年比▲15.9%減の3万1,238戸だった。5,894戸の減少。

1、首都圏の都県別供給戸数は、
東京都区部1万3,737戸(シェア44.0%、前年比13.9%減)、
東京都下2,537戸(同8.1%、30.8%減)、
神奈川県7,183戸(同23.0%、12.5%減)、
埼玉県4,581戸(同14.7%、6.7%増)、
千葉県3,200戸(同10.2%、36.0%減)。
埼玉県が増加した一方、その他のエリアは軒並み2ケタ減少した。



2、2019年の分譲価格は、
首都圏平均で前年比1.9%上昇の5,980万円で、2年ぶり上昇した。
東京都区部2.0%上昇の7,286万円(2018年は7,142万円)、
都下は4.8%上昇の5,487万円(同5,235万円)、
神奈川県は▲3.0%下落して5,295万円(同5,457万円)、
埼玉県は4.8%上昇して4,513万円(同4,305万円)、
千葉県は2.2%上昇して4,399万円(同4,306万円)。
神奈川県以外が上昇し、上昇幅が最も大きかったのは都下の252万円。

3、㎡単価は、
首都圏の平均は87.9万円で7年連続の上昇。
都区部は▲1.2%下落して112.3万円、
都下は6.4%上昇して79.3万円、
神奈川県は▲1.4%下落して75.8万円、
埼玉県は3.4%上昇して64.0万円、
千葉県は3.4%上昇して60.5万円。
都下、埼玉県、千葉県が上昇しており、上昇幅が最も大きかったのは戸当たりと同様に都下の4.8万円であった。

4、売れ行きは、
2019年の初月契約率の平均が62.6%となり、2018年の62.1%を0.5ポイント上回った。
上期66.5%、下期59.6%。
初月契約率の平均の推移:’2017年68.1%、2016年は68.8%、2015年は74.5%だった。

累積契約率は77.9%で2018年の77.5%比し0.4ポイント上回った。

5、販売在庫数は
12月末現在で9,095戸。2018年末9,552戸、2017年末は7,106戸、2016年末は6,431戸だった。

6、2020年の供給見込みは3.2万戸。2019年に比し2.4%増となる見込み。

↓プレミスト有明ガーデンズ
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