アイコン パワービルダーの筆頭 一建設/1月決算 好調推移  タマホームは5月決算

福岡でも大活躍している同社は、不動産業界について、優遇税制や住宅エコポイント制度等の諸政策を背景に、堅調に推移しているが、同業他社との競争は依然厳しい状況が続いているとしている。
さらに、このような環境下、徹底した原価管理と品質向上に努め、良質な戸建分譲住宅及び分譲マンション、規格型注文住宅等を低価格で供給することに注力した。また、地域密着型店舗運営を行い、地域別供給量を適切に保ちながらより多くのお客様に住宅を提供すべく、関東と近畿地区に出店して1月31日現在本店を含め105店舗で営業している。

これらの結果、当事業年度における売上高は、2,097億58百万円(前事業年度比4.5%増)となった。営業利益は238億74百万円(同28.6%増)、経常利益は235億03百万円(同30.2%増)、当期純利益は138億84百万円(同36.1%増)となった。
なお、品目別は、戸建分譲売上高1,880億57百万円(7,508棟、前事業年度比5.3%増)、マンション分譲売上高124億22百万円(421戸、同5.4%減)、土地分譲売上高48億35百万円(191区画、同25.0%減)、請負工事売上高31億04百万円(3,071件、うち規格型注文住宅200件)(同138.6%増)、その他の不動産収入13億38百万円(同7.5%増)となっている。
・戸建分譲一戸当たり2,504万円(当然土地付)
・マンションの戸当たり価格2,950万円

<次期の見通しは>
上記のように住宅着工戸数は、各種の政策効果に下支えされ、増加基調が続くと思われ.が、所得環境の改善にはまだ時間を要すると思われるため、住宅購入マインドがなかなか上昇せず、依然予断を許さない状況が続くと思われる。そのような中、当社としては、今まで以上に顧客ニーズにあった高品質で低価格の商品を開発、提供し、また物件の内容を厳選、徹底した原価管理に加え、在庫回転期間の短縮を図ることで、安定かつ確実な収益確保に努めていくとしている。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
08年1月期
205,658
6,903
5,549
3,289
09年1月期
177,280
6,746
5,734
3,299
10年1月期
200,780
18,558
18,054
10,202
11年1月期予想/10年期比
104.5%
128.6%
130.2%
136.1%
11年1月期実績
209,758
23,874
23,503
13,884
12年1月期予想
230,500
20,500
20,000
11,600
12年1月期予想/11年期比
109.9%
85.9%
85.1%
83.5%
11年1月期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
112,848
47,908
47,908
42.5%

 
待ち遠しいタマホームの決算は5月。今期は1万戸を回復するというが・・・。
[ 2011年3月 9日 ]
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