米FRB、2%のインフレターゲット導入を発表
米連邦準備理事会(FRB)は25日、2%のインフレ目標を導入すると発表した。長らくインフレ目標の導入を提唱していたバーナンキ議長の意向が実現した格好で、これによりFRBは歴史的な一歩を踏み出した。
今回初めて発表された「長期の目標および政策戦略」に関する声明で明らかにした。
FRBはその中で、雇用市場は総じて金融の要因による影響を受けないとし、雇用に関する一定の目標を掲げることは不適切とした。
2%のインフレ目標は、長期的にFRBの責務と最も整合するとし、長期のインフレ期待を「しっかりと抑制する」としている。
目標は、個人消費支出(PCE)の前年比伸び率を目安とする。
日本も円をジャブジャブ発行して、流動性を高めることも景気には必要であるが・・・・。お坊ちゃま日銀総裁は、ジャブ程度でしか実行しておらず、殆ど効果を得ていない。
インフレターゲット(inflation targeting)とは、
物価上昇率に対して中央銀行が一定の目標を定めること。インタゲと略称されることもある。通貨量を意図的に増加させて緩やかなインフレーションを起こして、経済の安定的成長を図る政策である。マネーサプライと物価との関係が不安定となったことが導入の背景にある。
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