アイコン 訪日客と佐賀県の取り組み タイ映画「タイムライン」

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尖閣問題以前に北海道が中国観光客で大ブレークしたのは台湾映画で、中国で大ヒットし た「非誠勿擾」の北海道ロケだった。北海道のニトリは中国人向けに大別荘地を開発したほどだった。 今も当時と同じで中国では、韓流映画やドラマが大流 行、韓国での聖地巡りが絶えず、化粧品やファッションまで、さらには整形まで韓流ブームで沸き返っている。 
映画が与える影響は、実質映画産業が廃れた日本人には考えられないくらい観光客に大きな影響を与えている。

そうした中、佐賀県での取り組みが次のように報道されている。
全国的に急増している外国人観光客。九州各地でも集客に躍起になっている。なかでも佐賀県は、タイの映画のロケ誘致に成功したことから現地で大ブレーク。都会の観光スポットではあまり経験できない「日本らしさ」がうけているようだ。

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「東京や大阪、京都はもうふつう」
 タイ語で願い事が書かれた絵馬が境内に並ぶ。佐賀県鹿島市の祐徳稲荷神社。参道の土産物店には、タイ語の案内の紙が目立つ。タイの大型連休にあたる今年4月、神社には1日約300人のタイ人が訪れた。今も連日、20~30人が訪れる盛況ぶりだ。

 家族5人連れで、レンタカーで訪れたタイ人男性のエッカシャイ・ワーリンシリルックさん(34)は、インターネットの旅行情報サイトで佐賀の写真を見て関心を持ったという。「東京や大阪、京都はもうふつう。僕らは新しい体験がしたい。佐賀の静かなこの景色は素晴らしい」と満足げだ。
 観光庁の外国人延べ宿泊者数調査では昨年、佐賀県へのタイ人旅行客が前年比で4・5倍の1540人になった。6万6千人を超す福岡県と比べるとまだ少ないが、伸び率は九州各県の中で際立っている。今年は6月末までの半年で1480人が訪れ、とどまる様子はない。
 
火付け役は、佐賀を舞台に撮影されたタイのドラマや映画だった。ロケを誘致したのは県フィルムコミッション。2013年にタイの観光ビザが免除されたのをきっかけに狙いを定めた。有名監督がロケ地を探していると知ると、イカ漁で知られる呼子漁港の写真を手に乗り込んだ。ひなびた風景を気に入った監督は撮影を即決した。
 
昨年2月、佐賀で撮影された映画「タイムライン」がタイで封切られると、県の推計で動員数約28万人の話題作になった。ロケ地になった祐徳稲荷神社などが一躍、注目され、佐賀の認知度が高まった。
 その後もタイの国民的スターが主演するドラマのロケ地に佐賀が選ばれ、無料通信アプリ「LINE」のタイでの動画アプリ開始記念で、佐賀を舞台にしたドラマが配信された。
 撮影地は、山あいの農家や河川敷など、どこにでもありそうな場所だが、県フィルムコミッションの近野顕次さん(34)は「それがタイ人が抱く日本のイメージと重なったのでしょう」とみる。「スカイツリーも富士山もないけれど、日本の原風景は佐賀にある」とアピールしたという。
以上、報道参照

海外の映画やTVドラマともなれば、簡単に誘致できるものではないが、現地の有名俳優やヒットメーカーの監督の映画やTVドラマ作品を撮影誘致できれば、訪日客が増加する可能性が高い。 撮影経費の一切を自治体が負担してでもその価値はあるだろう。そのためにも相手国マスメディアや観光当局に人脈を地道に諮っていくしかない。佐賀県でもタイのTV局などを招待して、佐賀県を紹介するスポット番組などに利用してもらうなど地道な活動を行っていた。
先般、佐賀県の祐徳稲荷さんの観光客にインタビューするTVニュースが流れていたが、外人さん(白人さんなど)も何人かいた。

地元経済には、爆買いより、まずは観光客に来てもらうことが大切、佐賀県には大型クルーズ船が停泊する地などないが、中国の航空会社が佐賀空港に路線を持っており、温泉地も嬉野温泉はじめ各地にある。田園風景もよし、有明海もよし、玄界灘と有明海の魚介類、佐賀牛、お米もおいしい。済州島で始まったウォーキング観光のオルレも佐賀県は盛んで韓国からの客も多い。
全国、いいところを探せばどこでもいくらでもある。限られた世界遺産に一喜一憂すべきではないし、何事もチャレンジしなければ、明日は開けない。

 

[ 2015年10月 9日 ]
 

 

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