アイコン 中国らしさ? アリババ独身デイ爆買い 粗悪品で爆返品 912億元販売も目減りか

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2015年11月17日、シンガポールの聯合早報によると、一大消費イベントとなった中国の独身の日セール「双11=シングルスデイ=独身の日」だが、数日たってもその余波は広がっていると伝えている。

中国ネット通販最大手のアリババが仕掛けた「独身の日」、統計では、同社傘下の天猫モール(Tmall)の11日当日における取引額は912億1700万元(約1兆7300億円)に上り、前年比60%近い大成長となった。
しかし、ネットを通じて購入した商品が大量に返品されており、実質的な消費額は減少する見通しだという。
あるネットユーザーは、「買った商品は粗悪品だったり、サイズが違ったり、結局全部返品した。どんなに安くてももう買わない。がっかりだ」と書き込んだ。
また、大量に返品される背景には、ネット上で販売されている商品の中に偽物が少なくないこともある。

中国国家工商行政管理総局が粗悪品や偽物の販売を取り締まっているほか、消費者の権利侵害を取り締まる規則も新たに施行した。
ネット販売店は、消費者が返品を申し出た場合、これに応じなければならず、故意に手続きを遅らせたり、返品を拒否したりすることは処罰の対象となった。

この一大消費イベントで宅配サービスなど物流もピークを迎えた。しかし、泉州晩報は、新たに改正された「消費者権益保護法」により、7日以内なら無条件に返品することが可能となったことで、独身の日セールが終わった13~22日ごろが返品のピークになると指摘している。
以上、報道参照

偽ブランド品の販売については、アリババは欧州のブランドから訴えられたり、中央政府から改善指示を受けたりしているが、販売システム上、返品の受け入れはするものの、どうすることもできないのが現実。中国ではあまりに偽物が氾濫しており、当局が取り締まってもいたちごっこ。
中国当局は、外国製品の輸入に関しては、細かいところに煩すぎるほど細かく、日本で販売されている商品が輸出できないものも多い。
一方、自国品は偽ブランド品に始まり、粗悪品の山、それどころか健康被害を受ける製品もまだ製造販売されている。自国のそうした問題製品の徹底取締りが先決ではないのかといいたくなる。

[ 2015年11月19日 ]
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