トルコ軍の戦闘機F-16機から発射された空対空ミサイルにロシア軍スホイ24爆撃機が撃墜されたことを受け、プーチン大統領は怒り狂っており、米国のリスクも高まったとして、円やスイスフランが買われドル安に。(元々、米・露軍事支援のクルド人武装組織に関し、敵対関係にあるISとトルコは裏で友好関係にある)

米GDP(７月～９月)の第３四半期が改定され、年率換算の伸び率は第２四半期に比べ２．１％のプラス成長となった。１０月下旬の速報段階の１．５％のプラスから０．６ポイント上方修正された。　
修正要因は住宅投資と企業の設備投資が増加したことによるものだった。これにより１２月の金利上げの可能性は大幅に引き上げられた。
ただ、米民間コンファレンスボードが24日発表した米国の11月消費者信頼感指数は90.4と、上昇予想に反し低下、昨年9月以降ほぼ1年ぶりの低水準となった。
さらに、11月のリッチモンド連銀製造業指数は▲3と、やはりプラスに改善予想に反し3ヶ月連続のマイナスとなった。3ヶ月連続のマイナスは2012年以来で初めてとなる。

こうしたことを受け、２４日のNYダウは当初値下がりから始まり、急速に戻しプラス圏に突入した。
本日の東証は、２万円の壁を突破するか、それとも・・・。