アイコン VW排ガス不正 独政府内外23ブランド調査へ

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ドイツ連邦自動車庁(KBA)は、国内外23ブランドの約50車種について、さらなる排ガス不正が行われていないか調査すると明らかにした。
独フォルクスワーゲン(VW)による排ガス試験不正に加え、基準値を超える汚染物質が放出されているとの情報を第三者機関から得たことが調査の背景にあると説明している。

KBAは9月末以降、主に窒素酸化物(SOx)などの排出量について不正がないか調査しており、今回調査をさらに拡大する。
具体的には試験時と実際の路上走行時のデータを比較、これまで3分の2が実施されたとしている。
以上、
今回の調査で問題となるのは、
米EPAによるVW排ガス不正は、検査室試験と路上試験での有害排ガス量の大きな差ではなく、VWが検査を通すために不正プログラムを搭載していたことにある。
また、検査を通すため、オイルに軽油を添加して排出量をごまかしていたとの報道もある。

今回、独政府は、国内で販売されているほとんどの内外ブランド車を調査し、実際の排ガスが試験場と路上の走行試験では大きな隔たりがあることを発表することにより、準国営企業のVWに対する各国の制裁金や信用被害を緩和させる目的があるものと見られる。それが国益につながることにある。

これまで、EU規制の排ガス検査において、路上試験を受け入れなかったのは独自動車工業会の影響下にある独運輸省=独政府であり、その恩恵に授かっているのがVWであり多くの欧州ブランドであった。
すでに、規制値の10倍以上の有害排ガスを排出させているディーゼル車は、BMWや現代などの車両でも判明している。
 以上、
 各国は、常に国営とは何ぞやを基底にして検査を行ったり、行わなかったりしている。日本は貿易輸出相手国である米国様や韓国様・中国様を刺激したくなく、行わないことが非常に多いお国でもある。

独政府と自動車工業会+VWの癒着
http://n-seikei.jp/2015/09/vw-1105.html
http://n-seikei.jp/2015/09/vweuco2.html

[ 2015年11月12日 ]
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