3月の主要百貨店の売上高マイナス 原因は・・・
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中央の主要百貨店(支店含)は、1月は冬物が売れるかと思いきや暖冬で売れず、2月は春ものが売れるかと思えば寒さが厳しく売れず、3月は春ものが売れると思いきや暖かく売れず、百貨店の主力販売品である衣料が不振に喘いだ月となっている。
その結果、
インバウンド効果はまだ堅調ながら、天候を読みきれず、3月は暖冬で軽い春物は売れたものの、春物重衣料(春物コートなど)が売れず、全体の売上高を落とした。
今後のインバウンド効果は、ツアー客より、個人客やリピーターの個人旅行客比率が多くなってきており、爆買いツアーの客の伸びは緩やかなものになってきている。インバウンド効果=爆買い効果のある商材も家電・ブランド物・高級時計含む高級貴金属などから医薬品や雑貨・健康食品に変化・分散化してきている。ただ、訪日客が増加するなか、訪日客層もピンキリ、期待もできるが、リピーターや純粋観光客増もあり、これまでの高い伸び率は落ち着いてくるものと見られる。
3月の大手百貨店の販売状況
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百貨店
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前年比
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備考
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三越伊勢丹
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-2.9
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春物衣料売れず、訪日客は堅調
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大丸松坂屋百貨店
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-7.1
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心斎橋店本館建替・名古屋店改装工事
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高島屋
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-1.2
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訪日客は3割増
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そごう・西武
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-5.7
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春先の重衣料売れず
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松屋(銀座・浅草)
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-2.2
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訪日客の化粧品・時計堅調・子供衣料伸張
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阪急・阪神HD
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1.2
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各本店プラス、支店マイナス
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[ 2016年4月 4日 ]
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