アイコン (株)ラコームら中国人研修生に100時間超の残業・常態化

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中国や東南アジアの製品と競争するために、従業員を酷使することがあってはならない。中国・東南アジア製品と差別化ができなければ、日本の縫製業者は今後ともやってはいけないだろう。

福井労働局は、外国人技能実習制度で受け入れた中国人の技能実習生に対し、労使の協定に違反して1か月100時間を超える残業をさせていた疑いがあるとして、福井県勝山市などの縫製会社を一斉に捜索している。
捜索を受けているのは、福井県の勝山市や大野市にある6つの縫製会社で、このうち勝山市の「ラコーム」には、午前9時20分すぎに労働基準監督署の職員ら8人が入った。

労 働基準法では、労使があらかじめ決めた残業時間の制限を超えて働かせることを禁じているが、福井労働局によると、6つの会社は昨年10月から今年の2月に かけて外国人技能実習制度で受け入れた中国人の技能実習生に対し、協定に違反して最大で月100時間を超える残業をさせていた疑いがあるという。
会社側は違法な残業を隠すため、実際の労働時間を別の帳簿で管理していたとみられるという。
労働局は、捜索で押収した資料を分析するとともに、会社の関係者から事情を聴いて外国人技能実習生の就労の実態解明を進めることにしている。
以上、報道参照

<株式会社ラコーム>
本社:福井県勝山市滝波町一丁目218番地
代表:織田昭一
創業:1941(昭和16)年9月
91年に勝山被服から社名変更。
資本金:2400万円。
従業員:140人。
業種:縫製業
勝山市を拠点に、大野市の「サンスラックス」など、福井県内に4ヶ所の生産拠点を持つ。
製品の9割が女性用スラックス。トヨタ生産方式の一つである「TSS」を導入して徹底的に効率化を追求している。

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[ 2016年6月14日 ]

 

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