アイコン 6月米雇用大幅増 円安に繋がらず 月曜日は大幅株高に

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6月の非農業部門雇用者数は5月1.1万人から28万7千人と大幅に増加した。8日のNYダウ平均は200ドル以上の大幅高で18000ドル台を回復させている。にもかかわらず、円は微減安の100円台で放置されている。

アベノミクスを嘲笑うかのように米ハゲタカたちは、円高で一儲けも二儲けもしようとことあるごとに円高を煽っているようである。

アメリカ労働省が8日発表した6月の雇用統計では、失業率は4.9%で、前月より▲0.2ポイント悪化した。
一方、前回、極めて低い伸びにとどまっていた農業分野以外の就業者数は、5月に比べて28万7000人の増加と市場の予想を大きく上回り、8ヶ月ぶりの大幅な伸びとなった。ただ、低い伸びにとどまっていた5月分の就業者数は、3万8000人の増加から、今回、さらに1万1000人の増加に下方修正された。

また、物価の動向を見極めるうえで重要な先月の平均時給は、前年同月比で2.6%のプラスになった。
(アメリカは雇用が増加すれば、賃金が上がる正常な動きとなるが、日本は雇用が増加しても首相自らが企業に上げてくださいとお願いしなければ上げない。それも雀の涙ほど。首相も企業に舐められたものだ。そのため、消費不況のまま景気が回復せず、昨今では円高・外需低迷と外需環境まで悪化してきている。)

市場では、アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会は、雇用の動向に加えて、イギリスのEU=ヨーロッパ連合 からの離脱を受けた、金融市場などへの影響を見極めるため、今月の会合では追加の利上げには慎重だという見方が多くなっており、すでに年末こうした状態が 続けば、年末に1回の利上げが有力となりつつある。
以上、

何か意図的に5月の数値を下げているのだろう。
最近の最低月の数値では リーマン・ショックをエネルギー革命で乗り越え、2010年10月から毎月プラスに転じた。そうした中でも最低増加数は2010年5月2.5万人だった。 それ以来、それより以上の雇用者数だった。2016年5月は1.1人と異常に少なかった。それも速報値より確報値が少なくなっている。
給与計算請負会社もこうした指数を出しているが、5月はどうだったのだろうか。
月曜日の11日は、参院選自民党圧勝+NY株高で大幅高が確定している。

米、非農業部門雇用者数推移
2015年9月
13.7
2015年10月
29.8
2015年11月
25.2
2015年12月
26.2
2016年1月
17.2
2016年2月
24.5
2016年3月
20.8
2016年4月
12.3
2016年5月
1.1
2016年6月
28.7
2016年7月
単位:万人
 

[ 2016年7月 9日 ]
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