アイコン 東洋建設 17/3期決算 減収減益 今期は回復見通し 受注状況付

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同社は当期について、

1、国内土木事業については、港湾・空港等のインフラ整備をはじめ、防災・減災対策及び民間設備投資関連工事の受注及び施工に注力した。当年度の売上高は年度前半における受注の減少により、前期比▲9.4%減の827億73百万円、部門営業利益は売上高の減少に伴い前期比▲34.6%減の33億38百万円となった。
 
2、国内建築事業については、堅調な設備投資を背景に物流センター、工場、医療福祉施設などの受注及び施工に注力した。当年度の売上高は前期比23.8%増の490億35百万円、部門営業利益は前期比21.8%増の30億4百万円となった。
 
3、海外建設事業については、発注時期の遅れにより、新規プロジェクトの受注に至らなかったものの、フィリピン、ベトナム、ミャンマーにおいて豊富な手持工事の施工に注力した。当年度の売上高は大型工事の完成の減少により前期比▲18.9%減の198億79百万円、部門営業利益は売上高の減少に伴い前期比▲31.3%減の4億2百万円となった。
 
4、不動産事業については、賃貸事業及び販売用不動産の売上により、当年度の売上高は前期比10.3%増の6億4百万円、部門営業利益は前期比21.7%増の2億90百万円となった。
5、その他事業については、損害保険代理店業、物品の販売・リース事業などであり、当年度の売上高は前期比65.4%増の2億96百万円、部門営業利益は前期比24.6%増の89百万円となったとしている。
以上、
過去の反省から、建築工事は施設工事に重点を置いているようだ。大公共投資が続いており、地方にあっては港湾関係も豊富に発注されているものと見られる。東京湾もオリンピックを控え動き出している。

 

東洋建設 
連結/百万円
売上高
営業利益
←率
経常利益
当期利益
14/3
144,838
4,026
2.8%
3,362
1,997
15/3
148,468
5,921
4.0%
4,607
3,346
16/3
156,235
8,464
5.4%
7,501
4,520
17/3
152,587
7,123
4.7%
6,326
4,303
17期/16期比
-2.3%
-15.8%
 
-15.7%
-4.8%
18/3期予想
182,000
7,500
4.1%
7,100
4,800
18/3予/17期
19.3%
5.3%
 
12.2%
11.6%

 

受注状況 2017年3月期 単体
単体/百万円
受注額
前年同期比
土木官庁
61,012
-22.0%
土木民間
21,673
16.5%
土木海外
215
-99.2%
↑土木計
82,900
-33.7%
建築官庁
9,959
3.8%
建築民間
39,990
-5.7%
建築海外
138
-6.8%
↑建築計
50,087
-4.0%
国内官庁
70,971
-19.2%
国内民間
61,663
1.1%
国内工事計
132,634
-24.9%
海外工事
 
 
工事合計
132,634
-24.9%
不動産開発等
553
10.1%
受注合計
133,187
-24.8%
 
受注残(単体)(海外含む)
単体/百万円
期末残
前年同期末比
土木官庁
69,600
4.6%
土木民間
12,075
37.4%
土木海外
19,688
-41.1%
↑土木計
101,363
-6.8%
建築官庁
13,421
2.4%
建築民間
34,990
8.0%
建築海外
0
 
↑建築計
48,411
5.6%
国内官庁
83,021
4.2%
国内民間
47,065
14.3%
海外工事
19,688
-41.7%
工事合計
149,774
-3.1%
開発事業
 
 
総合計
149,774
-3.1%

 

[ 2017年5月12日 ]
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