アイコン オバマケア修正のトランプケア 再度否決へ 糞詰まりの内政

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苛立つトランプ、鬱憤晴らしに北朝鮮挑発を過激化させるかもしれない。ただ、今は北朝鮮よりNFLを口撃しており、鬱憤晴らしはNFL、同調したNBA、MLBの主に黒人選手たちに向けられている。本音は白人至上主義者でもあるトランプ、人種差別問題が大規模に表面化するおそれもある。

オバマ前政権が導入した医療保険制度改革(オバマケア)の撤廃に向け、与党・共和党がまとめた新たな代替法案は、25日までに上院での可決が絶望的となった。同日午後に共和党議員1人が新たに反対を表明した。

法案を成立させるための採決の期限は今週末に迫っている。
可決には上院の定数100のうち半数以上の賛成票が必要だが、共和党の上院議員52人のうち、重鎮のジョン・マケイン議員と保守派のランド・ポール議員がすでに反対の立場を明言していた。

さらにこの日、メーン州選出のスーザン・コリンズ議員(女史)が、反対票を投じる考えを示した。これによって賛成票が50を下回ることは確実になり、上院通過の可能性は事実上断たれた。

上院では7月にも共和党のオバマケア代替法案が採決にかけられたが、党内からマケイン氏とコリンズ氏、アラスカ州選出のリサ・マーカウスキー議員が反対に回った結果、否決されていた。

共和党指導部は新たにまとめた代替案への賛成票を集めるため、24日になって修正案を発表。態度を留保していたコリンズ、マーカウスキー両氏に配慮して、メーン州やアラスカ州に対する連邦政府からの拠出金を増額する条項などを盛り込んだ。

しかしコリンズ氏は声明で、
代替案では、
1、持病のある人が十分に守られない点、
2、メディケイド(低所得者向け公的医療保険)が大幅に縮小される点

は、解決されていないと指摘した。

コリンズ氏が記者団に語ったところによると、週末にペンス副大統領、25日にはトランプ大統領が同氏に直接電話して説得を試みたという。
法案をめぐっては、保守派のクルーズ議員も24日、「現時点では支持していない」と語って注目された。ただ、同氏は「賛成に回りたい」との意向も示し、支持に転じる可能性を排除していなかった。
オバマケアの撤廃は、共和党が7年前から掲げてきたスローガン。
これまで主な公約の立法化を果たしていないトランプ政権にとっても、重要な目標の一つと位置付けられていた。

・マケイン上院議員(上院軍事委員長)は24日、脳の悪性腫瘍は重篤だと公表した。
以上、CNN参照
共和党の資金スポンサーのコーク兄弟のシンパ議員たち「フリーダム・コーカス(自由議員連盟、下院30~40人)」が、トランプのオバマケア廃止法案の提出を反対表明し見送らせたが、その後、トランプは、コーク兄弟対策に、メキシコ湾岸などへのパイプラン敷設を認可し、オバマケア修正案=トランプケアを、下院では通過させることに成功、ところが、上院で共和党議員3人が反対して没になった。このたびは、法案を共和党に作成させ、再提出させた。その再提出法案も共和党から3人の造反者が出て、絶望的になった。

コーク兄弟は、石油精製施設や合材販売、燃料輸送業など多岐にわたる事業を営む。兄弟2人の資産合計は、米№1=世界№1の大資産家。その思考は「すべての規制を撤廃せよ」というもの。コーク兄弟の資金に依存した「フリーダム・コーカス」=以前のティーパーティグループ。
コーク兄弟は、ユダヤ人であり、トランプには娘婿のユダヤ人のユダヤ教徒がおり、ユダヤ協会からもコーク兄弟に圧力がかかったものと見られる。
トランプの見返りは、オバマが中央部のパイプライン敷設を認めていなかったパイプラインを認可したもの。
シェールオイルに加え、カナダに存在する膨大なオイルサンド(重質油、原油の埋蔵量に匹敵)が、メキシコ湾岸で精製することが可能になる。将来にわたり一番儲かるのは石油精製施設を持つコーク兄弟という図式。・・・政治とはそんなもの。

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[ 2017年9月27日 ]

 

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