アイコン 中国8月、停止のはずの石炭を160万トンも輸入していた

スポンサード リンク

中国は8月北朝鮮から、2月までに今年の分を停止したはずの石炭を160万トンも購入していたことが判明したとロイターが伝えた。
中国税関当局は8月14日、国連から国連制裁の緩衝期間として9月5日前までに港湾に到着していた輸入貨物については、輸入を認められていたと公表した。

中国は任意に、今年の輸入分をミサイル発射実験ばかり行う北朝鮮に対して、2月までの輸入で停止した。しかし、その後、石炭に変わり、制裁されていなかった鉄鉱石を大量に買い込んでいたことが判明していた。中国は北朝鮮から1月144万トン、2月123万トンを輸入し、3月から停止していた。1・2月の輸入量は駆け込み輸入もあり、今年の輸入認可分35.7%に達していた。大幅に増加していた数値だ。8月はそれを上回る輸入量となっている。北朝鮮の認可されていた年間の総輸出量は約750万トン。
(中国が停止していた間にマレーシアが石炭を北朝鮮から輸入していた)

中国は、魚介類の輸入を停止するとして、国境の豆満江の橋に長いトラックの列の中国への入国を停止するなど、西側報道機関に見せ付ける一方で、停止したはずの石炭を輸入するなど、もう何やっているのかわからない茶番だけを見せ付けているようだ。

今回の国連制裁の石油類の輸出についても中国は、今年はじめ、北朝鮮に対して、もしも核実験を行うならば、輸出を全面停止すると中国共産党系新聞に書かせていたが、9月3日、北朝鮮が核実験しても現行枠の輸出量を輸出できることで、制裁を自ら実質反故にしていた。米国から経済制裁を受ける仲良しのロシアと話し合い、米国側に譲歩させたものと見られる。

米国は、中国の港湾すべてを偵察衛星で監視しているはずだが、結局、中国と腹の探り合いをしているようだ。ただ、国連制裁で一つずつでも確実に北朝鮮からの各国の輸入について、禁止されてきていることだけは間違いない。

中国の中央政府は、韓国への貿易制裁についても、公式には認めていない。地方政府が行っていること、当局が問題があり行っていること、国民が任意に不買しているもの、などなど、共産党系の新聞やメディアが勝手に発表しているものとして、公式見解は発表していない。・・・2枚舌、3枚舌の中国中央政府。

スポンサード リンク
[ 2017年9月28日 ]

 

関連記事

 

 

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ