アイコン 全米ライフル協会 規制強化で先手 痛くも痒くもない規制を進言

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全米ライフル協会がラスベガスの銃乱射事件で先手を打った。しかし、それは銃メーカーにとって、まったく痛手にならない違法改造銃に対する規制だけを対象にしたものである。

全米ライフル協会(NRA)は5日、ラスベガスの銃乱射事件を受け、犯行に使われた、銃の連射を可能にする部品について、規制の対象にすべきだとの声明を出した。

同協会は米政界に大きな影響力を持つロビー団体(公的巨額賄賂支出団体)で、この部品の所持や販売禁止などの規制が導入される可能性が出てきた。部品は「バンプ・ファイア・ストック」と呼ばれ、1発ずつ引き金を引く必要がある半自動小銃に取り付けると、引き金を引いた状態を維持して連射できるようになる。
同協会は声明で、「部品が連邦法に適合しているかどうか、直ちに再検討を求める。部品は、新たな規制下に置かれるべきだ」と訴えた。
ただ、「法を守る米国民から銃を取り上げることは、将来の襲撃を防ぐ上で何ら役に立たない」とも強調し、銃規制に反対する立場は貫いている。
以上、

全米ライフル協会は、短銃ではなく、半オートマチックのライフル銃の規制を、ことごとく息のかかった議員らに反対させ、規制はなされてこなかった。
全米ライフル協会は武器メーカーから巨額の寄付金を調達し、各州議会や連邦議会に資金をバラ撒き、支配下に置いている。

ほとんどの州がフルオートマチック銃を販売禁止にしているものの、州よっては購入検査がうるさくなるものの、販売できる州もある。
また、「バンプ・ファイア・ストック」を、小銃に取り付ければ、フルオートマチックの連射式銃に早変わり、物によっては、1分間に数百発を発射できるものもある。
ラスベガスで使用されたのは、こうした改造中であるが、こうした部品は裏で市販されており、先般もSlide Fire社がBump Fire社を特許侵害で訴えるほど需要もある。

銃社会である限り、多かれ少なかれこうした乱射事件は必ずある。
今回の犯人のように一人で40丁以上も購入できる社会システムそのものもおかしい。

銃メーカーSlide Fire社のカタログ 6ページ目
http://www.slidefire.com/files/SF-2016-WEB.pdf

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[ 2017年10月 6日 ]

 

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