アイコン (株)翼システム(東京)/破産開始決定 元カーコンビニ倶楽部運営

 

 

自動車部品販売の(株)翼システム(東京都江東区亀戸6-21-8、代表:道川研一)は2月6日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、斎藤淳一弁護士(電話03-3504-3651)が選任されている。

負債額は約61億円。

同社は昭和48年12月設立の検索システムの「パーツマン(自動車部品販売管理システム)」や「スーパーフロントマン(自動車修理見積発行システム)」を開発し、自動車整備工場や部品販売会社などを対象に販売して大当たりする一方、カーコンビニ倶楽部を子会社で運営し、平成15年3月期には約564億円の売上高を計上していた。

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しかし、巨額の負債を抱える中、平成11年1月には38億円の所得隠しが発覚、15億6000万円を脱税した容疑で道川研一社長ら取締役3人が逮捕され、その後道川社長は2年の実刑判決を受け、信用を失墜させてしまっていた。

平成24年3月期の売上高は1億円台まで落ち、平成25年には実質的に事業を停止。平成29年10月には、債権者より破産を申し立てられ、今回の措置となった。

(株)カーコンビニ倶楽部/ヤマト車検、自動車業界向けパッケージソフト「スーパーフロントマンシリーズ」や自動車業界外向けのソフト「帳票ソリューション事業」の事業は売却され、3つの会社に売却され、当該の別会社で営業されている。

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[ 2018年2月15日 ]

 

 

 

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