アイコン 新コロナ 突然変出現、2種感染事例 変異株は感染力増か/アイスランド

Posted:[ 2020年4月 1日 ]

アイスランドのメディアによると、このほど同国で新型コロナ肺炎ウイルス(COVID-19)の陽性反応が出た患者が、2つのウイルスに同時に感染していたことが確認された。2つ目の菌株は、新コロナウイルスが突然変異したものだという。

アイスランド誌「レイキャビク・グレープバイン」(The Reykjavik Grapevine)電子版は3月24日、レイキャビクに本社を置くバイオ医療品会社、deCODE Geneticsの創設者で最高経営責任者(CEO)のカリ・ステファンソン(Kári Stefánsson)氏の話を引用して報道した。

同社は、アイスランドで発見された新コロナウイルス40株の遺伝子配列を分析した。



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ステファンソン氏は23日、アイスランド国営放送「RÚV」の取材に対して、遺伝子配列の分析から突然変異が見つかったと述べた。
同氏によると、2種類のウイルスに感染した患者から、変異していないウイルスと変異したウイルスが検出されたが、この患者に感染させられた人は変異したウイルスしか持っていないという。

同氏はこのことから、変異したウイルスは、より悪質または感染性が高い可能性があると指摘した。
同誌は、「時間が経つにつれ、ウイルスは変異して、感染力を増していく可能性がある」との見方を示した。
しかし、神経学者でもあるステファンソン氏は、偶然性を示唆しながら、「変異したウイルスがより致命的であるかもしれない」として研究を続ける必要があるとの見方を示した。

ステファンソン氏は、国際データベースにおいて、二重に感染した患者から採取した検体で突然変異を発見したのは、世界で初めてだとした。

米ジョンズ・ホプキンズ大学の集計によると、4月1日午前12時の時点(日本時間)で、アイスランドの感染者数は1135人で、死者は2人となっている。
ステファンソン氏は、無症状の病原体保有者が多くいるため、実際の感染者数はより高いとの考えを示した。
以上、報道参照

ワクチンができたとしても、変異株への有効性は未知となる。
変異株がタチが悪くなければよいが・・・
新コロナはこれまで突然変異しないことで知られていた。

 

 


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