中国当局は4月8日、新型コロナウイルスの感染が世界で最初に拡大した湖北省武漢市で、事実上の都市封鎖を2ヶ月半ぶりに解除した。
国内の航空路線や高速鉄道が再開し、同市を出発する市民の姿が多く見られた。
一方で「まだ感染リスクは残る」と話す市民もおり、市民生活の完全な正常化にはまだ時間がかかりそう。
以上、
再発した感染者による大団地での集団感染発生のニュースも伝わっている。
中国での感染収束は、1月24日~最短2月8日~最長3月下旬(地域によって異なる)まで春節休暇を延長し、食料品を除きサービス施設も強制閉店させ、国民の封じ込め作戦を行ったことが奏功している(食料品を係官が配達していた都市もあった)。警察・軍も出動。
こうした問題では、一党独裁政権が効果的な対策を打ち出せば、その強権により収束も早い。
ところが経済をストップさせることをしない・できない自由放任の新自由主義の国では所詮無理なこと。
一方、イタリアなどEUでは外出禁止令を発動している国がほとんど。また、アメリカでも大感染地のNY市でも外出禁止令を実施(NY州は感染者数が12万人を超し、その大部分がNY市)。
日本は、宣言は出したものの、お願いパターン。