アイコン 文政権 風船ビラ阻止に警察官460人配備 統一部長官 金錬鉄の人物像

Posted:[ 2020年6月12日 ]

4日、北朝鮮の金正恩の後継者で№2に抜擢された妹の金与正が、韓国の脱北団体から北朝鮮へ流される風船ビラにつき、激怒し、(南は)法律でも作り、風船ビラを即時停止させなければ、金剛山観光施設・開城工業団地を破壊し、軍事合意も破棄すると発表した。

韓国の金錬鐵率いる統一部は、即日反応し、今後、韓国から風船ビラを流すことを禁じ、処罰すると発表した。
これで、収拾されるかと思い、その旨、北朝鮮の王に伝えようと統一部は、南北事務所、軍事などのホットラインを使用して連絡したもののまったく連絡が取れなかった。

統一部はこの際、風船ビラは反政府行為と断定し、これまで風船ビラを飛ばしていた団体とお米とビラが入ったペットボトルを北朝鮮にむけ流していた団体の法人取り消しどころか、告発まで行った。

一方で、文政権は、これまでに判明している37ヶ所の風船ビラやペットボトルの送付基地37ヶ所に警察官を460人動員し、監視、摘発要員として配備した。

文政権は、日本に対してだけ治外法権国を呈していたが、韓国内でも政権に楯突く団体は反政府勢力として告発するにいたった。

近時、北朝鮮を批判する国民や野党議員たちは全員、北朝鮮王の意向を汲み、文政権が告発し、投獄される可能性さらある。



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統一部が10日、風船ビラの「自由北韓運動連合」とペットボトル流しの「クンセム」の北朝鮮離脱住民(脱北民)2団体を実定法違反で告発し、法人設立許可を取り消すという。
統一部は、「自由北韓運動連合」は「政府の統一政策推進を阻害しない範囲の活動」を、「クンセム」は「脱北青少年支援」を掲げて設立許可を受けたとし、両団体がこれを破ったため、許可取消し手続きを踏むことにしたとしている。

文政権は、対北朝鮮ビラ対応に対し、これまでの「処罰なき取り締まり」から「処罰による取締り」に大きく従北へ大きく政策転換した。

根拠法律は「南北交流協力に関する法律(交流協力法)」。
交流協力法は第13条1項で、北朝鮮に物品を持ち出すためには、統一部長官の承認が必要であり、第27条で「未承認搬出」した場合は懲役(3年以下)または罰金(3千万ウォン以下)に処するよう定めている。
しかし、歴代政権はもちろん、文在寅政権でも、これまで、対北朝鮮ビラに交流協力法を適用したことはなかった。
しかも、この法では、ビラまきは北朝鮮の不特定多数を対象にしたもので、交易に該当せず、統一部長官の承認対象ではないというこれまでの経緯があった。
さらに、「南北交流協力法違反」のほかに「海洋廃棄物管理法違反」や「航空安全法違反」などの容疑も追加検討している。

韓国統一部の金錬鐵長官は、北朝鮮王の妹の金与正の命により即法解釈を変えた。
文在寅大統領が、不動産投資で成金の従北主義者の金錬鐵を統一部の長官に抜擢したのも、口だけではないこうした強硬姿勢を買ってのものだった。
 文政権が北朝鮮へのビラまきを交流協力法に違反した未承認搬出と判断し、NGO法人の処罰を進めるのは今回が初めてである。

金錬鐵の法解釈の変更について、
1、「ビラをはじめとするすべての敵対行為の中止」を明示した4・27板門店宣言違反
2、「接境地域の国民の生命・身体に対する緊迫かつ深刻な危険」を理由に、国家(政府)による、北朝鮮へのビラまきの制止が適法だという最高裁の判決(2016年2月25日)
3、対北朝鮮ビラを介した南北間の伝染病拡大の恐れ
(冬には北から炭疽菌でも南へ飛ばされる可能性もある)
4、生命と安全に脅威を感じるという接境地域の住民からの苦情
5、ラジオやドル、USB、コメまで送る大規模なビラまきの方法の多様化と大規模化
などが想定されている。

国連条約さえ破り、脱北亡命希望者を平気で板門店から強制送還する文政権。その従北ぶりは目に余るようになってきた。

金錬鐵という人物は、
1992〜1993:成均館大学大学院政治外交学科博士
1997年〜2002年:サムスン経済研究所北朝鮮研究チーム首席研究員
2004年〜2006年:盧武鉉政権下、統一部長官政策補佐官
2008年〜2010年:ハンギョレ平和研究所所長
2010年〜:仁済大学統一学部教授
2018年〜2019年:政府系のシンクタンクの統一研究院院長
この間、不正取引も含め、不動産転がしで多くの資産を有している。
2019年4月:統一部長官

韓国をアメリカ帝国主義の植民地と規定して北朝鮮の先軍政治を賛美し、大法院で利敵団体と規定した「韓国青年団体協議会」の活動について2002年大法院で擁護した根っからの従北主義者。
ハンギョレ平和研究所長で働いていた2008年、移籍活動の疑いを受ける韓国青年団体協議会の無罪を主張する宣言にも署名している。
ハンギョレ新聞の釜山支局開設者は文在寅であり、文は現在もハンギョレ新聞の株主である。

2008年に金剛山観光地で発生した北朝鮮兵による韓国人観光者の射殺事件=パク・ワンジャ襲撃事件について金錬鐵は、両国が親密になる通過儀礼だと発言している。
2017年、北朝鮮の核廃絶は現実的ではなく、核凍結を交渉の土台にすべきだと主張している。
以上、

文在寅はこうした従北急進派の金錬鐵を知り尽くして統一部長官に抜擢している。

文氏の任期は残り2年、実質1年半、院政を敷くには現在、次期大統領候補№1の支持率を持つ李洛淵前首相とは微妙に政策は異なり院政はできない。

文氏は、次期候補で院政を敷くつもりだった側近2人が不正ですでに検察から失脚させられ、別の人物を立てる必要があるが、大統領選は国民投票であり、文氏の好きなようにはできない。

いずれにしろ、韓国民は金正恩様の北朝鮮に同化されることを望んでやまないようだ。
それほど豚ッちょの金正恩に魅力を感じているのだろう。叔父でも気に食わねば高射砲で撃ち殺し、義兄でも暗殺するという世界でも類を見ない狂気の沙汰の人物である。
自殺者も多数出した積弊清算のすごさ、文在寅氏の切れまくる性格も似たようなものだろうが。


 

 


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