アイコン エアロゾル感染に否定的なWHO 239人の専門家から指摘され修正検討

Posted:[ 2020年7月 8日 ]

日本では2月段階で、ダイアモンドプリンセス号から感染者が下船する際、岸壁でカウントを取っていた厚労省職員が、感染者の通るところより2メートル以上離れていたにもかかわらず、感染したことが報告されていた。通行中に感染者がくしゃみや咳をしたことはなかったという。
これは、感染者の吐く息の風下にいたことから感染したものと見られていた。

韓国では2月18日、新天地というキリスト教系の新興宗教団体の礼拝を通じて、結果、5000人以上の信者の集団感染を出した。当初の集団感染の多さは飛まつ感染だけでは到底理解できない集団感染だった。

韓国では3月、無自覚の感染者の牧師と別の母子がたまたまエレベータで一緒になり、数十秒間同乗、挨拶も会話も0でマスクを付けていなかった母親は感染し、背が低くマスクをしていた娘は感染していなかった。当然、牧師と母親は知り合いでもなく、狭いながらも一定間隔は保持していた。

米トランプ大統領は、WHOからの米国脱退を正式に通告した。
WHOは当初、ヒト-ヒト感染はない。感染拡大中の中国からの渡航を制限した米国に対して、渡航制限すべきではない。・・・何かと問題となる見解を示し続けてきた。

そうした現行のWHOはすでにI信用はなく、事務局長含む幹部を総入れ替えしなければ、世界へ間違った発信をし続けることになる。



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<WHO>
世界保健機関(WHO)は7日、空気中を漂う微粒子「エアロゾル」を介した新型コロナウイルスの感染について、新たな証拠があることを認識しているとの見解を示した。

ただ、証拠は決定的ではないとも強調し、数週間以内に感染経路を説明した最新の報告書を公表する予定という。

くしゃみなどをすると飛沫は1~2メートル程度で落下するが、小さい飛沫はエアロゾルと呼ばれる微粒子になって、長い間空気中を浮遊し、遠くまで移動する。

WHOの感染予防の技術責任者ベネデッタ・アレグランジ氏は7日、エアロゾルを介した感染の可能性を示唆したうえで、「換気の悪い場所などでの感染の可能性は否定できない」と話した。
「証拠を収集して解釈する必要がある」として、検証作業を急ぐ考えを示した。

WHOはこれまで新型コロナの主な感染経路は飛沫と接触だとして、対人距離の確保などの徹底を求めてきた。
仮にエアロゾルからの感染が正式に認められれば、WHOが推奨する対策も変更を迫られる可能性がある。
以上、

専門家239人は6日、世界保健機関(WHO)に対策の見直しを求めていた。
専門家グループが6日、米感染症学会の学術誌「医療感染症(CID)」のサイトで公開した。豪クイーンズランド工科大学と米メリーランド大学の研究者が中心となり、各国の研究者の報告をまとめた。
報告書は、換気の悪い室内では地上1.5メートルの高さで感染者から放出されたウイルスを含んだ微細飛沫が空気の循環で数十メートル先まで移動する可能性があると指摘した。

防止策として
(1)効果の高い換気
(2)高機能の空調フィルターや紫外線殺菌の導入
(3)公共交通機関や公共スペースでの過密防止
といった対応を例示している。

WHOはこれまで、咳やくしゃみによる飛沫を吸い込む「飛沫感染」や、ウイルスが付いた手で口や鼻を触ることにより粘膜から感染する「接触感染」を新型コロナの主な感染経路とし、他人と距離をとる「ソーシャル・ディスタンシング」や手洗いを主な予防策として推進してきた。

飛沫は比較的重いため1~2メートル程度で落下するが、エアロゾルはより広い範囲を漂う。
報告書をまとめた専門家は、「1~2メートルを超えてウイルスが拡散するリスクがある」と述べ、WHOに対して対策の見直しを求めた。
ロイター通信によると、WHOの報道官は「専門家と精査している」と述べた。
以上。
日本の政府・自治体当局に求められているのは、終息するまで常に3蜜回避を市民に要請することであり、宣言解除で収束させてきた効果を帳消しにするかのように感染が拡大する中、現在の状況下、せめて、対策が取れない営業店舗に対して、都に強制力ある部分制限を取らせる時期に際しているのではなかろうか。

WHOタイ代表の発言
https://www.youtube.com/watch?v=PIgUScKw6xQ

 


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