日本から遅れて梅雨前線が北上し、韓国でも大水害が発生している。それに加え、台風４号崩れと台風５号が横断し、記録的な雨となっている。

太平洋高気圧が弱く、中国から伸びる梅雨前線が韓国の停滞したままとなっている。

全羅北道南原市金池面のソムジン江堤防が決壊し、周辺で洪水が発生した。嶺南（慶尚南北道）と湖南（全羅南北道）の双方を豪雨が襲った、洛東江と栄山江は持ちこたえたが、ソムジン江の堤防は決壊した。

４大河川事業は、河の底を浚渫し流域を整備し水量を増やすことで水不足に備え、堤防を補強して洪水を防ぎ、堰を積み上げ水門を設置し水の流れを管理するという３つの目的があった。

漢江、洛東江、錦江、栄山江は４大河川事業の対象となったが、ソムジン江は除外された。当事業は文在寅政権により積弊対象となった。しかし、今回の大水害で４大河川事業が適切であったことが証明された。決壊したソムジン江は風光明媚な点から地元民や環境団体の反対が激しく改修工事がなされず今回の氾濫の犠牲となった。

７日現在、被災者は忠清南道が７４８人、忠清北道が６３６人、江原道が６２８人、京畿道が４７９人など。このうち６２６世帯の１１３９人は今も親戚・知人宅や体育館、公共施設などに避難。６１６２棟の建物・施設や１０６９件の道路・橋、４４件の鉄道、５１５件の土砂崩れなどが報告されている。

北朝鮮も深刻
１０日、北朝鮮氏イムジン川(臨津江／ソウル北西部で漢江と合流)水系の北朝鮮域の黄江ダムを事前予告なしに放流し、同水系下流域の韓国側の郡南ダムの水位が急上昇、制限水位を超えている。２００９年に韓国側が水没して支社まで出たことから、今後の放流は事前通告することになっていたが、韓国側には対しては問答無用の介で連絡なしに前回に引き続き２回目となる。
それほど北朝鮮側も豪雨となっている。

北朝鮮の穀倉地帯の黄海道地域はもちろん、大同江の中洲に建設されている文在寅大統領が演説した綾羅島5・1競技場など平壌市内の一部地域においても、大同江の氾濫によって浸水の恐れが出ていることがわかった。
これら一連の被害状況を北朝鮮が公開したことで、近く韓国政府と与党が救護や復旧のための物品支援など、北朝鮮への支援世論の造成に乗り出すとの見方が出ている。
　北朝鮮の労働新聞は９日付で、金正恩委員長が今月６～７日に視察した黄海北道銀波郡大青里に軍が投入され、水害の復旧に乗り出したと報じた。
　朝鮮中央テレビによると、大青里では最近になって河川の水位が上がり堤防が決壊した影響で、６００町歩（約１８０万坪）以上の田と７３０軒以上の住宅が浸水し、１７９軒の住宅が崩壊したという。
労働新聞は「（黄海道の集中豪雨で）農耕地が危険な状態となり、農作物の生育にかなりの支障が出ている」「道党委員会の指導の下、道農村経理委員会と市・郡の責任者などは溜まった水を抜く作業を迅速に行っている」と報じた。
　朝鮮中央テレビは水位が上がった大同江付近の様子も公開し、住民に河川の氾濫被害に事前に備えるよう強く指示した。
以上、
韓国文政権は自国のことはさておき、北朝鮮の被害が深刻になることを祈っているのだろう。やっと人道支援で北朝鮮との接点が回復することを切望しているようだ。
いつものことだが韓国政府は嘘を平気で吐く、北朝鮮の朝鮮人参酒と韓国の米を物々交換するといい、米国も了承したと発表した。報道機関が米政権に裏取りしたことから、急遽、米政府とは話し合っていないと修正した。
　韓国の保守系紙は米国高官はもし事実だとしたら、制裁違反になるおそれがあると述べているという。
韓国の嘘は、外交でも、特に日本に対して涼しい顔して嘘を吐く。そしてバレたら、間違いだったと最初から分かっていたような素直に訂正するが、最初の発言のインパクトだけを残そうとする戦略的発言のようだ。
日本の対する誹謗中傷は３６５日、保守・左派関係なく書き立て、韓国民を反日で洗脳する役割を担っている。

↓大同江の中洲に建設されている「綾羅島5・1競技場」（１１万人収容）・・・もう浸かっているようだ。