アイコン 韓国不参加の日米国防長官会談 すべては2017年の3不の誓いに起源

Posted:[ 2020年8月31日 ]

日米の国防長官が29日、グアムで会談した。「北朝鮮の全ての大量破壊兵器と弾道ミサイルの廃棄に向け、国連安保理による制裁の完全な履行が重要」との点で意見が一致したと米国防総省が明らかにした。
中国に対しては「地域を不安定化する中国の行為に反対する」としてけん制のメッセージを送った。
統合ミサイル防衛網の構築と情報・監視に向けた協力についても意見交換が行われた。
北朝鮮と中国の脅威やその対応など、韓国の安全保障と直結した内容が議論されたのだが、これに韓国の国防長官は参加しなかった。

朝鮮戦争以来、韓国を守ってきた日米韓軍事協力から韓国が抜けた。
韓国国防部は21日「コロナの影響と各国の日程から、日米韓の全てに合う会談日程を決められなかった」と説明した。TV会議で参加すると嘘まで発表していた。

韓国国内における新コロナの感染拡大が深刻で、海外への出張が難しかったと言い訳を行った。



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韓国政府は22日、中国の外交政策トップの楊潔チ・中国共産党外交担当政治局委員が、ソウルではなく釜山を訪問した理由について「国内におけるコロナの感染拡大とは関係ない」と説明した。

日米韓国防長官会議への不参加はコロナが原因で、中国の楊潔チ政治局委員の釜山訪問はコロナが原因ではないという。これが話になるとでも思っているのだろうか。
日米の国防長官に会うことよりも重要な韓国国防長官の用件が何だったのかは明らかにしていない。

文在寅政権は、北朝鮮と中国の顔色をうかがってきた。
現在、夢見る南北ショーの再演、さらに中国の習近平・国家主席の来韓に全力を投入中、また、韓国自身が国連・米制裁逃れの北朝鮮との物々交換による輸出入へと足を踏み入れようとしており、対北朝鮮制裁や中国批判に必ず言及する日米の国防長官との会談は負担に感じるしかない。

中国共産党外交トップの楊政治局員は、韓国へやってきて、「米国の側に立つな」というメッセージまで残していったが、「3不の誓い」を忠実に実行せよと忠告しに来た可能性もある。

北朝鮮が核実験や弾道ミサイルを乱発している最中の2017年10月末に、文政権が中国習政権に行った主権放棄の「3不の誓い」では、その一つに「日本とは同盟関係に発展させない」とし、さっそく、同年11月に行われた米空母3隻による日本海での軍事演習では、米国は日米韓3ヶ国での演習を要請したが、韓国側が日本参加を拒否、米韓だけで行っていた。それ以来(韓国国際観艦式、日本参加実質拒否、元徴用工判決、慰安婦財団法人解散、火器管制レーダー照射事件、日本の1965年協定に基づく協議要請無視、・・・・反日姿勢を強めることはあっても弱めることはない。当然、笑い転げているのは中国の習近平だろう。

文は、「3不の誓い」を一方的に表明し、同年12月の中国への国賓訪問を勝ち取ったものの、結果、3泊4日の訪中で、晩餐会も入れ2回しか中国高官との食事はなく、一人飯事件を引き起こしていた。肝心のTHAAD制裁緩和はまったく習主席から言及されず、一人飯事件に無礼だ、非礼だと韓国側が騒ぎ立て、中韓ネット戦争まで発展した。

一方で北朝鮮は核の搭載が可能なSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の完成を目前に控えており、中国は東アジアの覇権を露骨に追求している。
中国とロシアは昨年、6.25後では初めて日本海上空で合同訓練を行い、ロシアの軍用機は、竹島領空を侵犯した。
北朝鮮、中国、ロシアによるこれら一連の脅威を、日米韓による安保協力以外に何を持って阻止できるというのだろうか。いっそのこと、北朝鮮、中国、ロシアとお仲間になれば、脅威はなくなるが・・・。

文政権は、北朝鮮の金正恩国務委員長による「非核化の意志」という嘘の幻想をつくり上げたかと思えば、今度は中国と北朝鮮の顔色うかがい、土下座外交が日常化している。
保身・出世しか頭にない軍の関係者たちは権力に迎合するばかり。
日米韓の協力関係から離脱し、中朝の側に向かうことに国民は同意したのか。4月の総選挙で国民の同意を得たと勘違い、これまでにないほど、北朝鮮に突っ走り始めている。

任期が5年しかない政権が、5100万人の韓国民を、中国に隷属させるつもりだろうか。政治批判に対して、法律まで制定して禁止しようとする文政権、中国そっくりさんになりつつある。
以上、韓国紙報道を補完
日中韓の首脳会談、今回の担当は韓国だが、中国の楊政治局員から開催を要請され、はい、わかりましたと素直に徐薫青瓦台国家安保室長は返答している。
再び中国への属国入りは、韓国自らが主権まで放棄して望んで動いており、時間の問題ではないだろうか。

日本は次期首相が誰になろうと、韓国は日本との基本条約に違反しており、変わることはない。
虫、無視、虫、蛆虫。

 

 


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