アイコン 中国8月 消費やっとプラス転換 自動車・スマホ販売好調

Posted:[ 2020年9月15日 ]

中国の国家統計局は15日、8月の主要な経済統計を発表し新コロナ感染拡大の影響で、マイナスが続いていた消費の動向を示す指標が、今年初めてプラスに転じた。ただ、プラス幅は小幅なうえ、業界によってばらつきもあり、依然、力強さを欠く状況。

工業生産は、自動車やスマートフォンなどの生産が伸びたことから、前年同月比で5.6%のプラス。

消費の動向を示す「小売業の売上高」は、同比0.5%のプラスとなった。

「小売業の売上高」は、新コロナの感染拡大の影響で、今年1月以降マイナスが続いていたが、僅かながら今年初めてプラスに転じた。



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これは、政府の経済対策を背景に自動車関連が大幅なプラスだったほか、ネット通販の売上高が伸びたことなどが要因。

一方、飲食業は同比▲7%減と、業界によってばらつきもあり、消費者の感染拡大に対する警戒が続いていることがうかがえる。

中国の統計当局は、「世界経済全体の回復が依然として難しく、外部の不確定要素が大きいほか、国内全体では回復に向かう中でも一部の業界や企業はもいまだ難しい局面にあり、回復度合いに差が生じている」としている。

以上、

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