アイコン 中国 西安市をロックダウン 23日は28人感染者発生


中国の陝西省西安市は23日、新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大を受け、不要不急の市外への移動を制限する措置を始めた。

人口1300万人の都市で事実上のロックダウン(都市封鎖)に入った。

市民には基本的に家で過ごすよう求め、生活物資の買い出しは各家庭で2日ごとに1人が可能。小中学校は休校とし、企業には在宅勤務など柔軟な働き方を促した。

特殊な事情で市を離れる場合は、証明書を取得した上で審査が必要となる。

生活物資の運搬は可能で、スーパーやコンビニ、医療機関などは通常通り営業する。飲食店内での食事はできず、映画館やカラオケ店は営業を停止する。

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西安では23日、28人の新規感染者が発生、現在感染者数は234人となっている(中国全土で新規感染者は100人)。ただし、中国当局は無発症者についてはカウントしておらず、どこまで無発症なのかの基準も定かではない。

先般は、12月に入り浙江省の3都市でロックダウン、当局は省内の一部国内大手の工場の停止を要請していた。浙江省、陝西省ほかに感染者が出ているのは内蒙古、広西省、上海市、雲南省となっている。

サムスン電子は、西安に巨大工場を構えており、NANDメモリ半導体とSDIが各種バッテリー生産の各工場を有している。もしも工場内で感染が確認されれば強制的に封鎖される可能性もある。

サムスン製家電製品の多くを生産しているベトナムのホーチミン市(旧サイゴン)でも感染拡大、同社の巨大工場があり、生産調整が行われていた。ベトナムでは全土で多くの感染者が発生し続けている。

↓西安の中心地にある鐘楼付近には人影がなくなっている。
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[ 2021年12月24日 ]

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