フランス・パリ近郊コンフランサントノリーヌの路上で16日、中学校の男性教員が男に刃物で襲われ、首を切断されて死亡した。
駆け付けた警察官が容疑者を現場近くで射殺し、フランスの対テロ検察が捜査を始めた。
被害者は中学の歴史教員で、授業でイスラム教の預言者ムハンマド=モハメットの風刺画を生徒に見せたと伝えられている。現場はパリから北西に約25キロ。
フランスでは風刺週刊紙シャルリエブドが9月、かつてイスラム教徒の反発を招き2015年1月、12人が殺害された同紙本社襲撃テロ事件のきっかけとなったムハンマドの風刺画を再掲載し、同25日、同紙旧本社前でパキスタン出身の男が、同社と関係ない男女2人を襲撃した。拘束された容疑者は調べに対し、風刺画再掲載に反発した犯行で、本社移転を知らなかったと供述した。
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