台湾メディアの自由時報などは１日、世界最大の半導体委託生産（ファウンドリー）企業の台湾ＴＳＭＣ(臺灣積體電路製造股份有限公司)の工場で火災が発生したと報じた。

３１日午前９時５０分ごろに台湾北部新竹科学団地にあるＴＳＭＣ第１２工場で火災が発生し停電状態となったという。

火災は、工場の変電所で発生、協力企業の従業員１人が煙に巻かれ窒息し病院に搬送されたと伝えた。

火災を受け消防車両数台が現場に緊急出動して消火作業を行った。火災が起きたのはＴＳＭＣの研究開発と試験量産工場という。

同社は「生産に支障はない」と伝えたが、業界専門家らは第１２工場の完全稼動には多少時間がかかると予想した。

以上、

旭化成やルネサスのような無残な火災でなくてよかったとしか言いようがない。旭化成の火災から半導体の需給バランスが狂いだし、全般的な品不足に突入した。