ホンダの航空機事業子会社のホンダ エアクラフト カンパニー(本社::米国ノースカロライナ州グリーンズボロ)は、初のオンライン発表会"Innovation Continues: Elite S"で、小型ビジネスジェット機「HondaJet」の最新型としてアップグレードされた「HondaJet Elite S(エリート S)」を発表した。
最新型のHondaJet Elite Sは、高度な解析と各種試験を重ね、改良を施したことで、運用性能をさらに拡充し、操縦性をさらに向上させた。
機体の最大離陸重量が200ポンド(約91kg)増加し、より多くの荷物を搭載すること、あるいは燃料搭載量を増やし航続距離を最大120ノーティカルマイル(約222km)伸ばすことが可能となった。
さらに、アビオニクスシステムのアップグレードとしては、無線通信をテキストメッセージで行うFAA Data CommとACARSおよびパイロットの地上操縦時の負荷を軽減するASASシステムを導入した。これにより、パイロットの負荷を軽減するほか、機体運用の安全性を向上したとしている。