タイ南部ラヨーン県沖で1月25日発生した海底パイプラインから原油が流出する事故、海軍などが海岸に漂着した原油の除去作業を行っている。
作業には1ヶ月以上かかる可能性もあり、同県のメーラムプンビーチと周辺地域は観光業に依存しており、新コロナ惨禍で打撃を受けた周辺のホテルやレストランに「とどめを刺す」との懸念の声が上がっている。
ラヨーン沖約20キロにある石油精製会社スター・ペトロリアム・リファイニング(Star Petroleum Refining)の海底パイプラインで1月25日夜、原油少なくとも60トンが流出した。