米財務省は5日、ロシアに拠点を置くダークネットサイトと仮想通貨取引所を制裁対象とした。
制裁対象としたのは、ダークネットサイト「ギドラ」と、仮想通貨取引所「ガランテックス」。主にモスクワとサンクトペテルブルクで運営されているとしている。
制裁措置下、寄付のほか、資金やサービスなどの提供、受け取りが禁止される。
イエレン財務長官は、「犯罪者たちにダークネットの影に隠れることはできないとメッセージを送った」と述べた。
財務省によると、ギドラは世界最大のダークネットサイト。ブロックチェーン研究者によると、2019年にロシアの暗号資産取引所が直接受け取った不正ビットコインの約86%は「ギドラ」からのものだった。
以上、