アイコン ロシア軍 ウクライナ原発を攻撃 欧州の風向き ウクライナの原発施設


ロシア軍は徹底してウクライナのインフラを攻撃しており、原油貯蔵施設、天然ガス中継基地、発電所などを攻撃している。
大爆発を起こし停止しているチェルノブイリ原発(爆発原発のみ石棺封鎖)を占領している。

今度は、南部の同国最大のザポリージャ原子力発電所(6基)を攻撃。砲撃により研修施設が炎上、現地報道ではすでに火災は消火されたという。

同地には多くの民間人がロシア軍の侵入を防ぐため、原発進入口に人間バリケードを築いていたが、戦車・装甲車の前になす術もなかったようだ。
ロシアのプッチン・プーチンの脳みそは切れる寸前、反露で結束した欧米・西側に対して揺さぶりをかけているのだろう。

仮に意図的に原発を攻撃しているなら、国際法に違反する極めて危険な行為で、ウクライナだけではなくヨーロッパ全土を放射性物質による汚染の危険にさらす行為となる。原子炉が直接攻撃されて破壊されるということになれば、核燃料が溶け落ちる「メルトダウン」を起こしたチェルノブイリ原発のような深刻な事故によって放射性物質が拡散する事態は避けられない。

燃えているのが送電線だとすれば即座に放射性物質が飛散することはないが、原子炉を冷却するために必要な水の供給などに使うバックアップの電源がなくなるとフクシマ原発大爆発のように冷却ができなくなって「メルトダウン」が起きるリスクがある。

原発の運転が継続中ならそこで働いている人たちの命が非常に大事なのは当然だが、原発の運転員らが安全を管理できないような状況になった場合に懸念されるリスクも極めて大きいと指摘されている。

スポンサーリンク

風向き、
欧州上空は偏西風が吹いているが、局地風があり、ロシア中南部から黒海・東欧に吹く「スホベイ」⇒東欧からアドリア海(イタリアの東側)に吹く「ボラ」⇒イタリア方面からフランスへ吹くフェーン⇒フェーンは伊→仏→ドイツからスカンジナビア半島方面へも吹く(ただ、季節的に生じる風)。

1986年、チェルノブイリ原発の大爆発事故では、欧州中が汚染され、西端のスペインも汚染された。
(その昔、ドイツの石炭産地であるルール工業地帯(コンビナート)から硫黄酸化物が大量に排出され、偏西風に乗り、スカンジナビア半島も酸性雨により多くの森林が枯れた。ドイツなどにはいまだ死に池や禿山が存在している・・・風向きの例)

戦争はエスカレートすればするだけ善悪も道徳も法も核も糞もなく亡骸だけ。

米バイデンはロシアを非難するだけ非難し続け、強力な制裁を主導しているが、ロシアを窮鼠状態に陥らせることだけは、僅かでも避ける必要があろう。すでに何をしでかすか分からないプッチン状態のプーチン。
米国の老人もプーチン同様プッチンしだしている「Go get him!」。
キリスト教の精神世界は善悪論・白黒論に行き着き、敵味方関係なくすべてが善玉論を展開し収拾がつかない。戦争に善・正当化などありようがない。

なお、4日、サウジ皇太子がロシアとウクライナを仲介したいと申し出ている。

0304_07.jpg

[ 2022年3月 4日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧